

ConoHa WINGのメール機能を使いたいけど、使い方全部教えて!
今回はこのような疑問にお答えします。
ConoHa WING(コノハウィング)のメール機能を使いこなせるように、重要項目を全て解説します。
- メールアドレスの作成
- Webメールの使い方
- Outlookとの連携
- iPhoneとの連携
- Gmailとの連携
画像をたっぷり使い、分かりやすく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
追記です。
まだサーバー未契約の方にはConoHa WINGの評判とデメリットの記事もおすすめです。
ConoHa WINGでのメールアドレスの設定方法


この項目では、ConoHa WING(コノハウィング)の独自ドメインを使用して、メールアドレスを設定する方法を解説します。
また併せて、以下の内容も解説します。
- メール容量の設定
- メールアドレスへのセキュリティ機能の設定
- 自動返信メールの設定
ConoHa WINGの独自ドメインにメールアドレスと容量を設定する


ConoHa WING(コノハウィング)の管理画面から【WING】⇒【メール管理】をクリックします。


メールアドレスを作る独自ドメインを選択し【切り替え】をクリックしましょう。
独自ドメインが表示されたら【メール設定】をクリックします。


【+メールアドレス】をクリックします。


画面が切り替わったら、以下の3項目を設定します。
- メールアドレス
- メールアドレス用のパスワード
- メールサーバーの容量
Yahooメールの容量が2GBだからです。
メールボックス開設時(または新仕様が提供された時)は、メールボックス容量の上限が2GBです。
引用:Yahoo-メールボックスの容量について



メール容量はこの画面で変更可能です。
【保存】をクリックすれば、メールアドレスとメール容量の設定は完了です。
ConoHa WINGのメールアドレスにセキュリティ機能を設定する


ConoHa WINGの管理画面から【メールセキュリティ】をクリックします。


これでウィルスが検知されたメールは、自動削除されます。
ConoHa WINGのメールアドレスに自動返信機能を設定する


ConoHa WINGのメール機能には、上図のように自動返信機能があります。
自動返信機能により、メールをくれた相手に「メールを受理した旨」「返信する納期」を伝えることができます。


作成したメールアドレスをクリックします。


【自動返信設定】の項目は、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
利用設定 | OFF ⇒自動返信設定の入力が全て完了したらONに変更する |
送信者 | 本名またはニックネーム、ブログ名を記載 ⇒自動返信メールの差出名となる |
件名 | お問い合わせありがとうございます。 ⇒カスタマイズ可能 |
本文 | お問い合わせありがとうございます。3日以内に返信させて頂きます。 ⇒カスタマイズ可能 |
設定が完了したら【保存】をクリックしましょう。


「成功しました。」と表記されたら、設定は成功です。


最後に【利用設定】の項目をONにしましょう。
これで自動返信機能の設定は、完了です。
ConoHa WINGのWebメールの使い方


この項目では、ConoHa WING(コノハウィング)にWebメールにログインし、メール送信する方法を解説します。
ConoHa WINGのWebメールにログインする


ConoHa WINGの管理画面から【Webメール】をクリックします。


以下の項目を入力して【ログイン】をクリックすれば、Webメールへのログインできます。
- ConoHa WINGのメールアドレス
- ConoHa WINGメールアドレスのパスワード
ConoHa WINGのWebメールからテストメールを送信する


ConoHa WINGのWebメールから【新規作成】をクリックします。


Webメールは、以下のように入力します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
宛先 | テストメールを受け取るメールアドレス |
件名 | テストメール |
本文 | テストメール |


入力が終わったら【送信】をクリックしましょう。


【送信済み】の項目に、送信したテストメールが表示されたらメール送信は成功です、
念のため、宛先にテストメールが届いたことも確認しておきましょう。
ConoHa WINGのメールアドレスとOutlookの連携設定


この項目ではConoHa WING(コノハウィング)のメールアドレスと、Outlook2019の連携方法を解説します。
連携によりConoHa WINGのメールアドレスを使い、Outlookからメールの送受信ができるようになります。
Outlookのバージョンが2016の方は、以下のリンクを参考にしてください。


まずは、Outlook2019を起動させましょう。
OutlookにConoHa WINGのメールアカウントを追加する


Outlookの管理画面から【ファイル】をクリックします。


【アカウントの追加】をクリックします。


「ConoHa WINGのメールアドレス」を入力し【自分で自分のアカウントを手動で設定】にチェックを入れます。
設定が完了したら【接続】をクリックします。


詳細設定では【IMAP】を選択します。


【IMAPアカウントの設定】では、以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
受信メールサーバー | ConoHa WINGのIMAPサーバーを入力 |
ポート | 993 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
暗号化方法 | SSL/TLS ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
送信メールサーバー | ConoHa WINGのSMTPサーバーを入力 |
ポート | 465 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
暗号化方法 | SSL/TLS ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
IMAPサーバーとSMTPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。
設定が完了したら【次へ】をクリックします。


最後に「ConoHa WINGメールアドレスのパスワード」を入力します。
入力が完了したら【接続】をクリックしましょう。


「アカウントが正常に追加されました」と表示されたら、Outlookへのメールアカウントの登録は完了です。
Outlookからテストメールを送信する
ConoHa WINGのメールアドレスとOutlookの連携を確認するために、テストメールを送信します。
Outlookからフリーメールのアドレスに、テストメールを送信してみましょう。


受信したテストメールの【差出人】にConoHa WINGのメールアドレスが表記されていれば、連携は成功です。
ConoHa WINGのメールアドレスとiPhone(スマホ)の連携設定


この項目では、ConoHa WING(コノハウィング)のメールアドレスと、iPhoneを連携させる方法を解説します。
連携させることにより、ConoHa WINGのメールアドレスを使いiPhoneからメールの送受信ができるようになります。
iPhoneは、私が使っているiPhone SE(第2世代)を例に解説します。
iPhoneにConoHa WINGのメールアカウントを追加する




iPhoneの画面から【設定】⇒【メール】をクリックします。




続いて【アカウント】⇒【アカウントを追加】をクリックしましょう。


iPhoneと連携させるメールの種類は【その他】を選択しましょう。


【アカウントの追加】の項目では【メールアカウントの追加】を選択します。


ConoHa WINGのメールアカウントを登録します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
名前 | 本名、ニックネーム、ブログ名などを入力 ⇒メールの差出名となる |
メール | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
説明 | 本名、ニックネーム、ブログ名などを入力 ⇒iPhoneに表示されるアカウント名になる |
これでiPhoneへのメールアカウントの登録は完了です。
iPhoneにConoHa WINGのメールサーバーを登録する


【新規アカウント】は【IMAP】を選択しましょう。


受信メールサーバ(IMAPサーバー)を登録します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa WINGのIMAPサーバーを入力 |
ユーザー名 | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
IMAPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。


次に送信メールサーバ(SMTPサーバー)を登録します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa WINGのSMTPサーバーを入力 |
ユーザー名 | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
SMTPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。


設定が完了したら画面が切り替わります。
【保存】をクリックしましょう。
これでiPhoneへのメールサーバーの登録は完了です。
ConoHa WINGのメールアカウントにSSL化を設定する


iPhoneの画面から、ConoHa WINGのメールアカウントをクリックします。


続いて【IMAP】の項目の【アカウント】をクリックします。




【SMTPサーバー】を2度クリックします。


送信メールサーバーのSSL化は、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ホスト名 | ConoHa WINGのSMTPサーバーを入力 |
ユーザー名 | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
SSLを使用 | ONに設定 ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
サーバポート | 465 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
SMTPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。
設定が完了したら【完了】をクリックしましょう。


画面を少し戻し【詳細】をクリックします。


【受信設定】は以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
SSLを使用 | ONに設定 ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
サーバポート | 993 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
これでConoHa WINGのメールアカウントへのSSL化設定は完了です。
iPhoneからテストメールを送信する
ConoHa WINGのメールアドレスとiPhoneの連携を確認するために、テストメールを送信します。
iPhoneからフリーメールにメール送信してみましょう。


受信したテストメールの【差出人】にConoHa WINGのメールアドレスが表記されていれば、連携は成功です。
ConoHa WINGのメールアドレスとGmailの連携設定


この項目では、ConoHa WING(コノハウィング)のメールアドレスとGmailを連携させる方法を解説します。
連携させることにより、ConoHa WINGのメールアドレスを使いGmailからメールの送受信ができるようになります。
GmailにConoHa WINGのメールアカウントを追加する


Gmailから【設定】⇒【すべての設定を表示】をクリックします。


続いて【アカウントとインポート】⇒【メールアドレスを追加する】をクリックします。


ConoHa WINGのメールアドレスを入力し【次へ】をクリックします。


メールアカウントの追加では【他のアカウントからメールを読み込む(POP3)】を選択します。
選択したら【次へ】をクリックしましょう。


メール設定の入力では、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ユーザー名 | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
POPサーバー | ConoHa WINGのPOPサーバーを入力 |
ポート | 995 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
メール取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する | チェックを入れる ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
POPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。
設定が完了したら【アカウントの追加】をクリックします。


【メールアカウントが追加されました。】と表記されたら【メール送信をできるようにします。】にチェックを入れます。
チェックを入れたら【次へ】をクリックしましょう。


【自分のメールアドレスの追加】の項目では、以下のように設定します。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
名前 | 本名、ニックネーム、ブログ名のいずれかを入力 ⇒メールの差出名となる |
エイリアスとして扱います | チェックを入れる ⇒メール送信時に差出人を、GmailとConoHa WINGから選択できる |
設定が終わったら【次のステップ】をクリックします。


SMTPサーバーに関する情報を入力します。
以下のように設定しましょう。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
SMTPサーバー | ConoHa WINGのSMTPサーバーを入力 |
ポート | 465 ⇒ConoHa WINGにより指定されている |
ユーザー名 | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
パスワード | ConoHa WINGメールアドレスのパスワードを入力 |
SSLを使用したセキュリティで保護された接続(推奨) | チェックを入れる ⇒通信を暗号化してセキュリティを高める |
SMTPサーバーはConoHa WINGのメールサーバーの調べ方で解説しています。
設定が完了したら【アカウントを追加】をクリックします。


最後の確認コードを入力します。


Gmailのアドレスに確認コードが記載されたメールが届きます。


確認コードをコピーして、入力フォームに貼り付けてください。
確認をクリックすれば完了です。
ConoHa WINGへのメールをGmailに転送する(Gmailの遅い対策)


ConoHa WINGのメールアドレス宛てのメールを、Gmailが受信するまで時間がかかります。
「GmailがPOPサーバーをチェックする間隔」が長いためです。



転送設定について解説します。


ConoHa WINGの管理画面から【メール管理】⇒【メール設定】をクリックします。


【メール転送】を選択し【+転送設定】をクリックします。


メール転送設定では、以下のように設定してください。
設定項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ネームタグ | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
転送条件(判定箇所) | 送信先アドレス |
転送条件(判定文字列) | ConoHa WINGのメールアドレスを入力 |
転送条件(判定方式) | 完全一致 |
転送先アドレス | Gmailのメールアドレスを入力 |


設定が完了したら【保存】をクリックしてください。
これで転送設定は完了です。
Gmailからテストメールを送信する
ConoHa WINGのメールアドレスとGmailの連携を確認するために、テストメールを送信します。
Gmailからフリーメールにメール送信してみましょう。


受信したテストメールの【差出人】にConoHa WINGのメールアドレスが表記されていれば、連携は成功です。
iPhone(スマホ)を使いGmailでメールを送受信する
iPhoneを使い、Gmailでメールを送受信することも可能です。
- ConoHa WING宛てのメールを、Gmailが受信する
- Gmailが受信したメールを、同期したiPhoneで確認する
設定方法はiPhoneを使いGmailでメールを送受信するで解説しています。
ConoHa WINGのメールサーバーの調べ方


ConoHa WING(コノハウィング)の管理画面から【メール管理】⇒【メール設定】をクリックします。


画面が切り替わったら【メールアドレス詳細】をクリックします。
【メールサーバー】の項目に、ConoHa WINGのメールサーバーが記載されています。
- SMTPサーバー
- IMAPサーバー
- POPサーバー
ConoHa WINGのSMTPサーバーとは?


SMTPサーバーとは、自分が送信したメールを相手のSMTPサーバーへ配信するサーバーです。
ConoHa WINGとOutlookが連携することで、Outlookからの送信メールはConoHa WINGのSMTPサーバーを経由して送信されます。
そのためConoHa WINGのメールアドレスを使い、Outlookからメールを送信できます。



Outlookを例にしましたが、iPhoneやGmailと連携した時も原理は同じです。
ConoHa WINGのIMAPサーバーとは?


IMAPサーバーとは、送信されたメールを受信するためのサーバーです。
送信されたメールはConoHa WINGのIMAPサーバーに保管されます。
ConoHa WINGとOutlookが連携することで、OutlookからIMAPサーバーに保管されたメールを閲覧することが可能になります。
ConoHa WINGのPOPサーバーとは?


POPサーバーとはIMAPサーバーと同じく、送信されたメールを受信するためのサーバーです。
ConoHa WINGとOutlookが連携することで、送信されたメールはConoHa WINGのPOPサーバーを経由してOutlookにダウンロードされます。



IMAPサーバーとPOPサーバーの違いは?



IMAPサーバーはメールをダウンロードしないからOutlookの容量を節約できるんだ。
ConoHa WINGのメール設定のまとめ


今回はConoHa WINGのメール設定について解説しました。
さくっとおさらいします。
- メールアドレスの作成
- 自動返信メールの作成
- Webメールの送受信
- Outlookの連携
- iPhoneとの連携
- Gmailとの連携
今回の内容は以上になります。
コメント
コメント一覧 (3件)
初めまして、こんにちは。
以下の部分が誤りだと思い、コメントさせていただきます。
「ConoHa WingへのメールをGmailに転送する(Gmailの遅い対策)」の部分です。
表の中に以下のように記載されています。
>転送条件(判定箇所) 送信元アドレス
ここは、恐らく「送信先アドレス」だと思われます。「送信元アドレス」だと正常に受信(転送)できないと思います。実際に僕の環境で試してみましたが、転送されませんでした。
公式サイトにも「送信先アドレス」と紹介されています。
https://support.conoha.jp/w/mailforwarding/
もし、僕のほうが間違っていた場合はすみません。
最後に、記事参考になりました。ありがとうございます。
ナポリタン寿司様
ご指摘ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
修正致します。
この度はご迷惑おかけいたしました。
Shota様、返信ありがとうございます。
>この度はご迷惑おかけいたしました。
とんでもないです!💦
細かい部分までびっしり書かれていて、すごく参考になりました。
これからも応援しております。