ConoHa WINGのWordPressに入ってるプラグインはどうしたらいいの?
今回はこのような疑問に答えます。
ConoHa WINGのWordPressには、6つのプラグインがデフォルトで用意されています。
- コントロールパネルプラグイン
- 自動キャッシュクリアプラグイン
- Hello Dolly
- Akismet Anti-Spam: Spam Protection
- SiteGuard WP Plugin
- TypeSquare Webfonts for ConoHa
これらのプラグインをどうすればよいか、悩む人が多いと思います。
今回は、WordPressの初期プラグインの必要性と設定方法を解説します。
画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
サーバー未契約の方にはConoHa WINGでのWordPressブログの始め方の記事もおすすめです。
ConoHa WINGのWordPress初期プラグインの必要性
この項目では、ConoHa WINGの初期プラグインの必要性について解説します。
初期プラグインは、以下の6つです。
- コントロールパネルプラグイン
- 自動キャッシュクリアプラグイン
- Hello Dolly
- Akismet Anti-Spam: Spam Protection
- SiteGuard WP Plugin
- TypeSquare Webfonts for ConoHa
コントロールパネルプラグイン
これは「ConoHa WINGのコントロールパネルの設定」を、WordPress管理画面から設定するためのプラグインです。
WordPressの管理画面から設定できるのは、以下の5項目です。
項目 | 機能 |
---|---|
コンテンツキャッシュ | サーバーキャッシュにより、表示速度を高速化 |
セキュリティ設定 | WAFやアクセス制限により、セキュリティを強化 |
Webフォント設定 | WordPressに、Webフォントを表示 |
WAXAL設定 | WordPress高速化エンジンにより、表示速度を高速化 |
コントロールパネル | ConoHa WINGのコントロールパネルに移動 |
コントロールパネルプラグインは不要
ConoHa WINGのコントロールパネルからの方が、正確に設定できるからです。
コントロールパネルから設定すると、設定内容について解説画面が表示されます。
WordPressの設定を正確にするためにも、コントロールパネルプラグインは削除しましょう。
自動キャッシュクリアプラグイン
自動キャッシュクリアプラグインは、サーバーキャッシュを自動削除してくれるプラグインです。
読み込んだ情報をサーバーに保存することで、読者が2回目以降ブログを閲覧する際に素早くページが表示されます。
サーバーキャッシュを削除する理由
最新のページ内容を、WordPressに表示させるためです。
ページを更新しても、サーバーキャッシュが残っていると古い情報が表示されてしまいます。
自動キャッシュクリアプラグインは、一定期間が過ぎるとサーバーキャッシュを削除しWordPressに最新情報を表示させます。
自動キャッシュクリアプラグインは不要
「WordPress高速化エンジンWEXAL」とサーバーキャッシュは、併用できないからです。
※弊社提供の機能「コンテンツキャッシュ」につきまして、WEXALと併用することができません。
引用:ConoHa WING-WEXALについて
コンテンツキャッシュがONとなっている状態でWEXALをONに設定しますと、自動的にコンテンツキャッシュがOFFになります。
サーバーキャッシュを使用しないため、自動キャッシュプラグインは不要です。
なお、WEXALによりWordPressを高速化させる方法は、以下の記事で解説しています。
Hello Dolly
Hello Dollyは、WordPress管理画面で「Hello Dolly」の歌詞を表示させるプラグインです。
役に立たないので、削除しましょう。
Akismet Anti-Spam: Spam Protection
Akismet Anti-Spam: Spam Protectionは、コメント欄のセキュリティプラグインです。
コメント欄にセキュリティプラグインを設定しないと、大量のスパムコメントが届きます。
スパムコメントからWordPressを守るためにも、コメント欄用のセキュリティプラグインは必要です、
Akismet Anti-Spamは不要
アフィリエイトブログで使用する場合、年間4,680円の支払いが必要です。
サイトに広告・アフィリエイトリンクがある場合、製品・サービスを販売している場合、寄付・スポンサーシップを求めている場合、何らかの形で企業、非営利団体、教育機関に関連している場合、商用サイトとみなされます。
引用:Akismet-Frequently asked questions
コメント欄を設置したい方は、無料のセキュリティプラグインを使用しましょう。
無料のコメント欄用セキュリティプラグインは、以下の記事で解説しています。
SiteGuard WP Plugin
SiteGuard WP Pluginは、不正アクセスからWordPressを守る総合セキュリティプラグインです。
SiteGuard WP Pluginは、以下の機能でWordPressを守ります。
- 管理ページアクセス制限
- ログインページ変更
SiteGuard WP Pluginは必要
SiteGuard WP PluginでWordPressを保護しましょう。
設定方法はWordPress初期プラグインの設定方法で解説しています。
TypeSquare Webfonts for ConoHa
「TypeSquare Webfonts for ConoHa」は、WordPressにWebフォントを表示させるプラグインです。
プラグインを設定することで、モリサワが開発したWebフォントを表示することができます。
Webフォントの種類
「TypeSquare Webfonts for ConoHa」には7種類のテーマが用意され、33種類のフォントを使用できます。
テーマ | 見出し | リード文 | 本文 | 太字 |
---|---|---|---|---|
ベーシック | ゴシックMB101 M | ヒラギノ角ゴ W2 | TBUDゴシック R | TBUDゴシック E |
ビジネス | 見出ゴMB31 | UD黎ミン R | UD新ゴコンデンス 90 L | UD新ゴコンデンス 90 M |
ポップ | キヤピーN | じゅん 501 | じゅん 201 | じゅん 501 |
クリスプ | DSダダ | DSそよ風 | トーキング | トーキング |
ラグジュアリー | A1明朝 | A1明朝 | UD黎ミン R | UD黎ミン B |
このは1 | ハルクラフト | ハルクラフト | 那欽 | 那欽 |
このは2 | はるひ学園 | 丸フォーク M | シネマレター | シネマレター |
TypeSquare Webfonts for ConoHaの必要性は目的次第
デザインだけではなく、文字でもブログの世界観を表現したい方にはおすすめのプラグインです。
上記の目的がない方は削除しましょう。
設定方法はWordPress初期プラグインの設定方法で解説しています。
ConoHa WINGのWordPress初期プラグインの設定方法
この項目では、以下の初期プラグインの設定方法について解説します。
- SiteGuard WP Plugin
- TypeSquare Webfonts for ConoHa
SiteGuard WP Plugin
まずはWordPressの管理画面から、SiteGuard WP Pluginを有効化しましょう。
管理ページアクセス制限
WordPressの管理画面から【SiteGuard】⇒【管理ページアクセス制限】をクリックします。
管理ページアクセス制限は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
管理ページアクセス制限 | ONに設定 |
設定が完了したら【変更を保存】をクリックしましょう。
WordPressは管理画面が狙われやすいため、ログインしていないIPアドレスを弾くだけでも効果はあります。
僕たちも、24時間ごとにログインしなおすことになるよ。
面倒だけどハッキングされたら全てが終わるので、必ず設定しましょう。
ログインページ変更
WordPressの管理画面から【SiteGuard】⇒【ログインページ変更】をクリックします。
ログインページ変更は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
ログインページ変更 | ONに設定 |
変更後のログインページ名 | 任意の文字列を入力 ⇒例:login_9033190876 ⇒ログインページURLはメモすること |
管理者ページからログインページへリダイレクトしない | ONに設定 |
設定が完了したら【変更を保存】をクリックしましょう。
- https://~~~~/login/
- https://~~~~/admin/
- https://~~~~/wp-login.php/
WordPressのログイン画面には、誰でもアクセスできます。
そこでログイン画面URLを変更することで、不正ログインを防止することができます。
変更したURLは必ずメモしておきましょう。
なおログイン画面URLが分からなくなった場合は、以下の記事をご覧ください。
更新通知
WordPressの管理画面から【SiteGuard】⇒【更新通知】をクリックします。
更新通知は、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
更新通知 | OFFに設定 |
設定が完了したら【変更を保存】をクリックしましょう。
- WordPress
- プラグイン
- WordPressテーマ
ただしSiteGuard WP Pluginから大量にメールが届くので、OFFに設定しましょう。
その他の細かい設定をしたい方は、公式サイトをご覧ください。
TypeSquare Webfonts for ConoHa
まずは、WordPress管理画面から「TypeSquare Webfonts for ConoHa」を有効化しましょう。
投稿記事フォント設定
WordPressの管理画面から【TypeSquare Webfonts】をクリックします。
【投稿記事フォント設定】をクリックします。
投稿記事フォント設定は、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
投稿記事に適用するフォント設定 | 共通テーマ指定を選択 |
Webフォントテーマ | 好みのテーマを選択 ⇒詳しくはWebフォントの種類で解説 |
設定が完了したら【投稿フォント設定を保存する】をクリックしましょう。
これで「TypeSquare Webfonts for ConoHa」の設定は完了です。
まとめ
今回は、ConoHa WINGの初期プラグインの必要性を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
初期プラグイン | 必要性 |
---|---|
コントロールパネルプラグイン | 不要 |
自動キャッシュクリアプラグイン | 不要 |
Hello Dolly | 不要 |
Akismet Anti-Spam: Spam Protection | 不要 |
SiteGuard WP Plugin | 必要 |
TypeSquare Webfonts for ConoHa | Webフォントを使う人には必要 |
なお、WordPressの開設がまだの方は以下の記事をご覧ください。
今回の内容は以上です。
コメント