

コアサーバーのサブドメインでブログを作りたいけど、方法がわからないぞ?
今回はこのような疑問にお答えします。
サブドメインを使いブログ運用するメリットは、意外に多くあります。
そこで今回はコアサーバーのサブドメインを使い、WordPressブログを作る方法を解説します。
画像たっぷり使い、わかりやすく解説しています。
気になる方はのぞいてみてください。
追記です。
まだコアサーバーを利用していない人にはコアサーバーの評判の記事もおすすめです。
サブドメインとは


- メインドメイン:haberayyildiz.com
- サブドメイン:weather. haberayyildiz.com
サブドメインで新たにブログを作ると、メリットが沢山あります。
コアサーバーのサブドメインでブログを作るメリット
サブドメインを作り、ブログ運営するメリットは以下の3点です。
- メインドメインと、異なるコンテンツを発信できる
- ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
- ドメインパワーを少し引き継がせることができる
- ドメイン設定(DNS設定)する手間が省ける
①メインドメインとは異なるコンテンツを発信できる
メインドメインがこれまでと全く関連性のないコンテンツを発信した場合、ブログ全体の検索順位が低下する可能性があります。
Googleに専門性がないサイトだと評価されるからです。
Yahoo!は既存コンテンツとは異なるコンテンツを発信する際に、サブドメインを利用しています。
ドメイン | ドメインの種類 | 発信コンテンツ |
---|---|---|
www.yahoo.co.jp | メインドメイン | 検索エンジン |
auctions.yahoo.co.jp | サブドメイン | オークション |
chiebukuro.yahoo.co.jp | サブドメイン | 知恵袋 |
これまでメインドメインで発信してきたコンテンツと、異なるものを発信する際はサブドメインの利用がおすすめです。
②コアサーバーでのドメインの取得費用、更新費用が無料になる
サブドメインで新たにブログを立ち上げる場合、費用は追加で発生しません。
- 独自ドメインの取得費用がかからない
- ドメインの更新費用は、メインドメインの更新費用のみとなる
サブドメインを利用すると、低コストで多くのブログを立ち上げることができます。
③サブドメインにドメインパワーを少し引き継がせることができる
サブドメインを利用すると、メインドメインのドメインパワーを少しだけ引き継ぐことができます。
「メインドメイン(haberayyildiz.com)」から「サブドメイン(weather. haberayyildiz.com)」を作った場合、ドメインパワーは以下のように引き継ぎました。
①MOZの指標によるドメインパワー




ドメイン | ドメインの種類 | PA | DA |
---|---|---|---|
haberayyildiz.com | メインドメイン | 30 | 21 |
weather. haberayyildiz.com | サブドメイン | 17 | 21 |
PAは、検索エンジンがどのようなサイトにリンクしているかから基づいてページへの被リンクからページのスコアを導き出しています。
DAは、検索エンジンに対してルートドメインの力や可能性を被リンクのデータから導き出しています。
引用:アクセス中古ドメイン-Ahrefs・Moz・Majesticの各スコアの意味を知っていますか?
サブドメインは、メインドメインのドメインパワーを少しだけ引き継いでいました。
- メインドメインとサブドメインのDAは同じ数値だったため
- サブドメインのPAが0ではなかったため
②パワーランクチェックツールの指標によるドメインパワー




ドメイン | ドメインの種類 | パワーランク |
---|---|---|
haberayyildiz.com | メインドメイン | 27.9 |
weather. haberayyildiz.com | サブドメイン | 12.3 |
パワーランクの内訳については現在すべての項目を公開しているわけではないですが、多くの要素により導き出し決定されています。
具体的には、被リンクの質や数、ドメインの運用履歴やドメインエイジの長さ、様々な外部調査ツールのスコア等、最大で数百以上の項目から算出されています。
引用:アクセス中古ドメイン-パワーランク(Power Rank)とは
サブドメインは、メインドメインのドメインパワーを少しだけ引き継いでいました。
サブドメインのパワーランクは0ではなかったからです。
上記の2例のようにサブドメインでブログを作ると、メインドメインのドメインパワーを少しだけ引き継いでスタートできます。
④コアサーバーでドメイン設定(DNS設定)する手間が省ける


ドメイン設定(DNS設定)とは「独自ドメイン」と「レンタルサーバーのIPアドレス」を紐づけることです。


独自ドメインを取得して新たにブログを立ち上げる場合、バリュードメインでドメイン設定(DNS設定)する必要があります。
サブドメインでブログを作る場合は、ドメイン設定をする必要がありません。
ドメイン設定の手間が省けるのも、サブドメインでブログ運用するメリットです。
なお独自ドメインを取得して、コアサーバーでブログを立ち上げる方法は以下の記事で解説しています。
コアサーバーでのサブドメインの上限数
コアサーバーのV1プランで、作成できるサブドメインの上限は以下になります。
V1プラン | サブドメインの上限 | 容量(web,メール,DB) |
---|---|---|
CORE-MINI | 50 | 200GB |
CORE-A | 無制限 | 400GB |
CORE-B | 無制限 | 600GB |
CORE-C | 無制限 | 1,200GB |
コアサーバーのV2プランで、作成できるサブドメインの上限は以下になります。
V2プラン | サブドメインの上限 | 容量(web,メール,DB) |
---|---|---|
CORE-X | 無制限 | 300GB |
CORE-Y | 無制限 | 500GB |
CORE-Z | 無制限 | 800GB |
コアサーバーならV1プラン、V2プラン共に、サブドメインを数多く作ることができます。
コアサーバーのサブドメインでブログを作る方法


この項目ではコアサーバーで実際にサブドメインを作る方法を解説します。
あわせてWordPressのインストール方法も解説します。
コアサーバーでサブドメインを作成する
まずコアサーバーにログインします。


【ウェブ】⇒【サブドメイン管理】をクリックします。


「メインドメイン」を選択し【サブドメインを追加】をクリックします。


【新しいドメインを追加】という項目が表示されたら、サブドメインを入力します。
weather. haberayyildiz.com
入力が済んだら【サブドメインを追加】をクリックします。


【サブドメインのセットアップ】にサブドメインが表示されたら成功です。
コアサーバーのサブドメインにWordPressをインストールする


コアサーバーのダッシュボードから【ツール】⇒【アプリインストール】⇒【アプリ・プラウザ】をクリックします。


【アプリコンテンツ管理】からWordPressを選択しましょう。


WordPressの画像が表示されたら【このアプリケーションをインストールする】をクリックします。


ドメインから作成したサブドメインを選択します。


ロケーションは以下のように設定します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
ドメイン | 作成したサブドメインを選択 |
ディレクトリ(オプション) | 文字列を全て削除 |
バージョン | 推奨のバージョンを選択 |


設定では、WordPressブログの基本情報を入力します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
管理者ユーザー名 | ニックネームを入力 ⇒WordPressへのログインIDとなる |
パスワード | 例:vsjhofalo)(Remi ⇒Strongと表示されたらOK |
管理者メールアドレス | WordPressから連絡が送信されるメールアドレスを入力 |
ウェブサイトのタイトル | ブログ名を入力 |
ウェブサイトのタグライン | 空欄でOK ⇒WordPressのキャッチフレーズのこと |


設定が完了したら【インストール】をクリックしてください。


サブドメインのWordPressブログが表示されたら、インストールは成功です。
コアサーバーのサブドメインに常時SSL化を設定する


SSL化とは、WordPressと閲覧ユーザーの間で行われる「通信データを暗号化する仕組み」です。
具体的には、httpから始まるURLをhttpsに変換します。
SSL化はコアサーバーが自動で設定してくれています。
ただし常時SSL化は自分で設定する必要があります。


常時SSL化とはhttpのURLに訪れた読者を、自動的にhttpsのURLに遷移させる仕組みです。
常時SSL化の方法はコアサーバーでのWordPressブログの始め方ー常時SSL化を設定するで解説しています。


常時SSL化するドメインの選択では、メインドメインにもチェックを入れてください。
チェックを入れ忘れると、メインドメインの常時SSL化が解除されてしまいます。
コアサーバーのサブドメインのまとめ


今回はコアサーバーのサブドメインでブログを作る方法を解説しました。
- メインドメイン(ルートドメイン)の前に新たな文字列を加えたドメインのこと
- メインドメインと、異なるコンテンツを発信できる
- ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
- ドメインパワーを少し引き継がせることができる
メインドメインのドメインパワーが強い場合、新ブログを立ち上げはサブドメインの利用がおすすめです。
コアサーバーでサブドメインを作ろうとしている方は、本記事を参考にしてみてください。
コアサーバーのサブドメインの質問集
コアサーバーのサーバー仕様は?
コアサーバーV1プランのサーバーの仕様は、以下になります。
CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 (12ヶ月契約) | 220円 | 440円 | 880円 | 3,300円 |
MySQL (MariaDB 10.6) | 10サイト分 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 (Web/メール/DB) | 200GB | 400GB | 600GB | 1,200GB |
転送量上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Webサーバー | Apache | Apache | Apache | Apache |
CPU(最大) | 64コア | 64コア | 64コア | 64コア |
メモリ(最大) | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
通信プロトコル | HTTP/2 | HTTP/2 | HTTP/2 | HTTP/2 |
ストレージ | SSD | SSD | SSD | SSD |
OS | Linux(64bit) | Linux(64bit) | Linux(64bit) | Linux(64bit) |
PostgreSQLサーバー | PostgreSQL 14 | PostgreSQL 14 | PostgreSQL 14 | PostgreSQL 14 |
Perl | 5.26系 | 5.26系 | 5.26系 | 5.26系 |
Ruby | 2.6系 | 2.6系 | 2.6系 | 2.6系 |
python | 3系 | 3系 | 3系 | 3系 |
自動バックアップ | 150円/月 | 150円/月 | 150円/月 | 対応(15日分) |
WAF | 未導入 | 未導入 | 未導入 | 未導入 |
コアサーバーV2プランのサーバーの仕様は、以下になります。
CORE-X | CORE-Y | CORE-Z | |
---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
初期費用 ドメイン同時申し込み | 無料 | 無料 | 無料 |
月額料金 (12ヶ月契約) | 528円 | 858円 | 2,178円 |
MySQL (MariaDB 10.4) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 (Web/メール/DB) | 300GB | 500GB | 800GB |
転送量目安(月) | 10TB | 20TB | 30TB |
Webサーバー | LiteSpeed | LiteSpeed | LiteSpeed |
CPU(最大) | 64コア | 64コア | 64コア |
メモリ(最大) | 1TB | 1TB | 1TB |
通信プロトコル | HTTP/2 HTTP/3 | HTTP/2 HTTP/3 | HTTP/2 HTTP/3 |
ストレージ | SSD | SSD | SSD |
OS | Linux(64bit) | Linux(64bit) | Linux(64bit) |
Perl | 5.16系 | 5.16系 | 5.16系 |
Ruby | 2.3系 | 2.3系 | 2.3系 |
python | 3系 | 3系 | 3系 |
自動バックアップ | 無料(3日分) | 無料(15日分) | 無料(15日分) |
WAF | 対応 | 対応 | 対応 |
コアサーバーV2プランの方が、サーバーのスペックは高くなっています。
- WebサーバーにLiteSpeedを採用
- 通信プロトコルがHTTP/3に対応
用語 | 用語の解説 |
---|---|
MySQL | WordPressの情報を格納するデータベース ⇒V2プランではWordPressブログを無制限に作れる |
容量 | サーバーに保存できるデータサイズ ⇒個人サイトなら10GBもあれば十分 |
転送量 | サーバーから閲覧者に送られるデータサイズの合計量 ⇒転送量上限を超えるとページ表示速度が大幅に低下 ⇒1ページあたりのデータサイズ(約3MB)× アクセス数で計算 |
Apache | Webサーバーの1種 ⇒ページ表示速度に影響 ⇒ブログデータを閲覧者のパソコンやスマホに送る役割 |
CPU | Webサーバーの演算処理を行うパーツ ⇒ページ表示速度に影響 |
メモリ | CPUが演算処理をしたデータを保管し同時に動作させるパーツ ⇒ページ表示速度に影響 |
マルチドメイン | 1つのレンタルサーバー契約で複数のブログ運営が可能 |
コアサーバーでプラン変更は可能?
コアサーバーV1プランは、プラン変更できません。
別プランへの変更(CORE-A ↔ CORE-Bなど)
アップグレードや、ダウングレードは行っておりません。
引用:コアサーバー-プラン変更について
別途ご希望のプランを契約していだだく必要がございます。
一方コアサーバーV2プランは、アップグレードのみプラン変更に対応しています。
別プランへの変更(CORE-X ↔ CORE-Yなど)
アップグレードが行えます。手順は「登録済みアカウントのプラン変更」をご確認ください。
引用:コアサーバー-プラン変更について
V2プランのプラン変更方法は、以下のリンクを参考にしてください。


コアサーバーの使い方は?
コアサーバーでWordPressを立ち上げると、以下の機能を利用できます。
- ドメインを利用したメール機能
- 自動バックアップ機能
ドメインを使ったメールアドレスで、クライアントとやりとりをすると信頼感がアップします。
ドメインを使ったメールアドレスは、フリーメールでは作れないからです。
コアサーバーの使い方は以下の記事で解説しています。
コアサーバーでドメインを無料で取得する方法は?
コアサーバーのV2プランを新規契約すると、ドメインを1つ永久無料で取得することができます。
永久無料ドメインの登録
「V2プラン」のアカウントを購入すると、1サーバーに付き1ドメイン( .com .net .org .info .biz .jp)の更新料金が永久無料になります。ご利用にはアカウントのお申込み後に、購入(有料契約)を行ってください。
※既存ドメインを永久無料対象として紐付ける手順はこちら
・永久無料対象として紐付けしたドメインの変更はできません。十分ご確認の上、設定をお願いします。
・永久無料対象ドメイン紐付けの申請期限は、サーバーアカウントの初回購入から1ヶ月以内となります。
・「V1プラン」には永久無料ドメインのサービスはございません。
引用:コアサーバー-【V2プラン】既存ドメイン永久無料のお知らせ
新規ドメインを無料で取得する方法は、以下の記事で解説しています。
また既存ドメインを永久無料にする方法は、以下のリンクを参考にしてください。



サーバー契約から1ヶ月以内なら既存ドメインも永久無料に設定できます。


コアサーバーのサブディレクトリでブログを作る方法は?


コアサーバーの管理画面で【ツール】をクリックします。


サブディレクトリに使用するメインドメインを選択し【アプリ・プラウザ】をクリックします。


アプリからWordPressを選択しましょう。


【このアプリケーションをインストール】をクリックします。


サブディレクトリに使用するメインドメインと、ディレクトリを設定します。
- メインドメイン:http://haberayyildiz.com/
- ディレクトリ:blog


WordPressの基本情報を入力します。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
管理者ユーザー名 | ニックネームを入力 ⇒WordPressへのログインIDとなる |
パスワード | 例:gjdoipSddp89UJ ⇒Strongと表示されたらOK |
管理者メールアドレス | WordPressから連絡が送信されるメールアドレスを入力 |
ウェブサイトのタイトル | ブログ名を入力 |
ウェブサイトのタグライン | 空欄でOK ⇒WordPressのキャッチフレーズのこと |


基本情報が入力できたら【インストール】をクリックします。


これでサブディレクトリにWirdPressをインストールできました。
管理者URLをクリックしましょう。


サブディレクトリにインストールしたWordPressの管理画面にログインできます。
コアサーバーのサイト設定とは?




サイト設定は「CMSのインストール」「WordPressのSSL化」「FTP設定」など行うための項目です。
旧サイト設定の機能は、以下の項目で設定してください。
旧サイト設定の機能 | 現在の設定方法 |
---|---|
CMSのインストール | 【ツール】の項目からCMSをインストールする |
WordPressのSSL化 | 【ドメイン】⇒【SSL証明書設定】から設定する |
FTP設定 | 【ドメイン】⇒【FTP設定】から設定する |
コメント