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コアサーバーでのサブドメインの作り方とワードプレスの設定方法

コアサーバーのサブドメインでブログを作る方法【画像30枚】
フェニック

コアサーバーのサブドメインを作りたいけど、設定がわからないぞ?

今回はこのような疑問にお答えします。

サブドメインとは、ルートドメインの前に新たな文字列を加えたドメインのことです。

具体例
  • ルートドメイン:haberayyildiz.com
  • サブドメインweather. haberayyildiz.com

サブドメインを使いブログ運営するメリットは、意外に多くあります。

そこで今回はコアサーバーのサブドメインを作成し、WordPressを設定する方法解説します。

画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。

追記です。

サーバー未契約の方にはコアサーバーの評判の記事もおすすめです。

この記事の著者

Shota @Shota_Lab_1

歴3年の副業ブロガー。月間32,000PVのブログフェニックスを運営。
X(Twitter)のフォロワーは5,000人以上

目次

コアサーバーのサブドメインとは

中休み

この項目では。コアサーバーのサブドメインの基本情報を解説します。

  1. サブドメインのメリット
  2. サブドメインの上限数

サブドメインでブログを作るメリット

サブドメインを作り、ブログ運営するメリットは以下の4点です。

  1. ルートドメインと、異なるコンテンツを発信できる
  2. ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
  3. ドメインパワーを引き継ぐことができる
  4. ドメイン設定する手間が省ける

ルートドメインとは異なるコンテンツを発信できる

ルートドメインがこれまでと関連性のないコンテンツを発信した場合、ブログ全体の検索順位が低下するリスクがあります。

Googleに、専門性がないサイトだと評価されるからです。

Yahoo!は既存コンテンツと異なるコンテンツを発信する際に、サブドメインを利用しています。

ドメインドメインの種類発信コンテンツ
www.yahoo.co.jpルートドメイン検索エンジン
auctions.yahoo.co.jpサブドメインオークション
chiebukuro.yahoo.co.jpサブドメイン知恵袋

ルートドメインと異なるコンテンツを発信する際は、サブドメインの利用がおすすめです。

ドメインの取得費用、更新費用が無料になる

サブドメインで新たにブログを立ち上げる場合、追加で費用は発生しません。

  • 独自ドメインの取得費用がかからない
  • ドメインの更新費用は、ルートドメインの更新費用のみとなる

サブドメインを利用すると、低コストで多くのブログを立ち上げることができます。

サブドメインにドメインパワーを引き継ぐことができる

サブドメインを利用すると、ルートドメインのドメインパワーを引き継ぐことができます。

「ルートドメイン(haberayyildiz.com)」から「サブドメイン(weather. haberayyildiz.com)」を作った場合、ドメインパワーは以下のようになりました。

MOZの指標によるドメインパワー
メインドメインのPAとDA
メインドメインのPAとDA
サブドメインのPAとDA
サブドメインのPAとDA
ドメインドメインの種類PADA
haberayyildiz.comルートドメイン3021
weather. haberayyildiz.comサブドメイン1721

サブドメインは、ルートドメインのドメインパワーを少しだけ引き継ぎました。

  • ルートメインとサブドメインのDAは、同じ数値だったため
  • サブドメインのPAが、0ではなかったため

PAは、検索エンジンがどのようなサイトにリンクしているかから基づいてページへの被リンクからページのスコアを導き出しています。

DAは、検索エンジンに対してルートドメインの力や可能性を被リンクのデータから導き出しています。

引用:アクセス中古ドメイン-Ahrefs・Moz・Majesticの各スコアの意味を知っていますか?
パワーランクチェックツールの指標によるドメインパワー
メインドメインのパワーランク
メインドメインのパワーランク
サブドメインのパワーランク
サブドメインのパワーランク
ドメインドメインの種類パワーランク
haberayyildiz.comルートドメイン27.9
weather. haberayyildiz.comサブドメイン12.3

サブドメインは、ルートドメインのドメインパワーを少しだけ引き継ぎました。

サブドメインのパワーランクが、0ではなかったからです。

パワーランクの内訳については現在すべての項目を公開しているわけではないですが、多くの要素により導き出し決定されています。

具体的には、被リンクの質や数、ドメインの運用履歴やドメインエイジの長さ、様々な外部調査ツールのスコア等、最大で数百以上の項目から算出されています。

引用:アクセス中古ドメイン-パワーランク(Power Rank)とは

上記の2例のようにサブドメインでブログを作ると、ルートドメインのドメインパワーを引き継ぐことができます。

ドメイン設定する手間が省ける

ドメイン設定(DNS設定)の解説画像①

ドメイン設定とは「独自ドメイン」と「レンタルサーバーのIPアドレス」を紐づけることです。

ドメイン設定(DNS設定)の解説画像②

独自ドメインを取得して新たにブログを立ち上げる場合、バリュードメインでドメイン設定する必要があります。

しかしサブドメインでブログを作る場合は、ドメイン設定は不要です。

ルートドメインが、既にドメイン設定されているからです。

ドメイン設定の手間が省けるのも、サブドメインでブログ運営するメリットです。

なお独自ドメインを取得して、WordPressを開設する方法は以下の記事で解説しています。

サブドメインの上限数

コアサーバーのV1プランで、作成できるサブドメインの上限数は以下になります。

V1プランサブドメインの上限容量(web,メール,DB)
CORE-MINI50200GB
CORE-A無制限400GB
CORE-B無制限600GB
CORE-C無制限1,200GB
コアサーバー-機能一覧

コアサーバーのV2プランで、作成できるサブドメインの上限数は以下になります。

V2プランサブドメインの上限容量(web,メール,DB)
CORE-X無制限300GB
CORE-Y無制限500GB
CORE-Z無制限800GB
コアサーバー-機能一覧

V1プラン、V2プラン共に、サブドメインを数多く作ることができます。

コアサーバーでのサブドメインを作り方とワードプレスの設定方法

中休み

この項目では、コアサーバーでサブドメインを作成する方法を解説します。

併せて、WordPressの設定方法も解説します。

  1. サブドメインを作成する
  2. サブドメインにWordPressをインストールする
  3. サブドメインに常時SSL化を設定する

サブドメインを作成する

まずは、コアサーバーにログインします。

【ウェブ】⇒【サブドメイン管理】をクリック

【ウェブ】⇒【サブドメイン管理】をクリックします。

「メインドメイン」を選択し【サブドメインを追加】をクリック

「ルートドメイン」を選択し【サブドメインを追加】をクリックします。

サブドメインを入力方法

【新しいドメインを追加】という項目が表示されたら、サブドメインを入力します。

サブドメイン入力例
  • weather. haberayyildiz.com

入力が済んだら【サブドメインを追加】をクリックします。

【サブドメインのセットアップ】にサブドメインが表示された画像

【サブドメインのセットアップ】にサブドメインが表示されたら成功です。

サブドメインにWordPressをインストールする

コアサーバーのダッシュボードから【ツール】⇒【アプリインストール】⇒【アプリ・プラウザ】をクリック

コアサーバーの管理画面から【ツール】⇒【アプリインストール】⇒【アプリ・プラウザ】をクリックします。

【アプリコンテンツ管理】からWordPressを選択

【アプリコンテンツ管理】からWordPressを選択しましょう。

WordPressの画像が表示されたら【このアプリケーションをインストールする】をクリック

WordPressの画像が表示されたら【このアプリケーションをインストールする】をクリックします。

ドメインから作成したサブドメインを選択

独自ドメインから作成した、サブドメインを選択します。

ロケーションとバージョンの設定

ロケーションの設定方法

ロケーションとバージョンは、以下のように設定します。

項目設定方法
ドメイン作成したサブドメインを選択
ディレクトリ(オプション)文字列を全て削除
バージョン推奨のバージョンを選択

WordPressの設定

WordPressブログの基本情報の入力方法

WordPress設定では、以下のように設定します。

項目設定方法と解説
管理者ユーザー名ニックネームを入力
⇒WordPressへのログインIDとなる
パスワード例:vsjhofalo)(Remi
⇒Strongと表示されたらOK
管理者メールアドレスWordPressから連絡を受け取るメールアドレスを入力
ウェブサイトのタイトルブログ名を入力
ウェブサイトのタグライン空欄でOK
⇒WordPressのキャッチフレーズのこと
設定が完了したら【インストール】をクリック

設定が完了したら【インストール】をクリックしてください。

サブドメインのWordPressブログが表示された画像

サブドメインにWordPressが表示されたら、インストールは成功です。

サブドメインに常時SSL化を設定する

SSL化の解説画像

SSL化とは、WordPressと閲覧ユーザーの間で行われる「通信データを暗号化する仕組み」です。

通信データを暗号化することで、WordPressブログの改ざんや乗っ取りを防ぐことができます。

具体的には、httpから始まるURLをhttpsに変換します。     

SSL化は、コアサーバーが自動設定してくれます。

ただし、常時SSL化は自分で設定する必要があります。

常時SSL化の解説画像

常時SSL化とは、httpのURLに訪れた読者を、自動的にhttpsのURLに遷移させる仕組みです。

常時SSL化の設定方法は、以下の記事で解説しています。

常時SSL化設定の注意点

メインドメインとサブドメインにチェックを入れた画像

常時SSL化を設定する際は、ルートドメインにもチェックを入れてください。

チェックを入れ忘れると、ルートドメインの常時SSL化が解除されてしまいます。

コアサーバーのサブドメインの質問集

サーバー基本仕様が知りたいです。

コアサーバーのV1プランのサーバーの仕様は、以下になります。

CORE-MINICORE-ACORE-BCORE-C
初期費用無料無料無料無料
月額料金
(12ヶ月契約)
220円440円880円3,300円
MySQL
(MariaDB 10.6)
10サイト分無制限無制限無制限
容量
(Web/メール/DB)
200GB400GB600GB1,200GB
転送量上限無制限無制限無制限無制限
WebサーバーApacheApacheApacheApache
CPU(最大)64コア64コア64コア64コア
メモリ(最大)1TB1TB1TB1TB
通信プロトコルHTTP/2HTTP/2HTTP/2HTTP/2
ストレージSSDSSDSSDSSD
OSLinux(64bit)Linux(64bit)Linux(64bit)Linux(64bit)
PostgreSQLサーバーPostgreSQL 14PostgreSQL 14PostgreSQL 14PostgreSQL 14
Perl5.26系5.26系5.26系5.26系
Ruby2.6系2.6系2.6系2.6系
python3系3系3系3系
自動バックアップ150円/月150円/月150円/月対応(15日分)
WAF未導入未導入未導入未導入
コアサーバー-サーバー仕様

コアサーバーのV2プランのサーバーの仕様は、以下になります。

CORE-XCORE-YCORE-Z
初期費用1,650円1,650円1,650円
初期費用
ドメイン同時申し込み
無料無料無料
月額料金
(12ヶ月契約)
528円858円2,178円
MySQL
(MariaDB 10.4)
無制限無制限無制限
容量
(Web/メール/DB)
300GB500GB800GB
転送量目安(月)10TB20TB30TB
WebサーバーLiteSpeedLiteSpeedLiteSpeed
CPU(最大)64コア64コア64コア
メモリ(最大)1TB1TB1TB
通信プロトコルHTTP/2
HTTP/3
HTTP/2
HTTP/3
HTTP/2
HTTP/3
ストレージSSDSSDSSD
OSLinux(64bit)Linux(64bit)Linux(64bit)
Perl5.16系5.16系5.16系
Ruby2.3系2.3系2.3系
python3系3系3系
自動バックアップ無料(3日分)無料(15日分)無料(15日分)
WAF対応対応対応
コアサーバー-サーバー仕様

コアサーバーV2プランの方が、サーバーのスペックは高くなっています。

  • WebサーバーにLiteSpeedを採用
  • 通信プロトコルがHTTP/3に対応

プランの変更は可能ですか?

V1プランは、プラン変更できません。

別プランへの変更(CORE-A ↔ CORE-Bなど)

アップグレードや、ダウングレードは行っておりません。
別途ご希望のプランを契約していだだく必要がございます。

引用:コアサーバー-プラン変更について

一方、V2プランは、アップグレードのみプラン変更に対応しています。

別プランへの変更(CORE-X ↔ CORE-Yなど)

アップグレードが行えます。手順は「登録済みアカウントのプラン変更」をご確認ください。

引用:コアサーバー-プラン変更について

V2プランのプラン変更方法は、以下のリンクを参考にしてください。

サブドメイン以外の使い方がわかりません。

サブドメイン以外に、以下の機能を利用できます。

  • ドメインを利用したメール機能
  • 自動バックアップ機能

ドメインで作ったメールアドレスで、受信者の信頼アップに繋がります。

フリーメールではないからです。

コアサーバーの使い方は、以下の記事で解説しています。

独自ドメインを無料で取得できますか?

コアサーバーのV2プランを新規契約すると、独自ドメインを1つ永久無料で取得できます。

永久無料ドメインの登録

「V2プラン」のアカウントを購入すると、1サーバーに付き1ドメイン( .com .net .org .info .biz .jp)の更新料金が永久無料になります。ご利用にはアカウントのお申込み後に、購入(有料契約)を行ってください。

※既存ドメインを永久無料対象として紐付ける手順はこちら

・永久無料対象として紐付けしたドメインの変更はできません。十分ご確認の上、設定をお願いします。

・永久無料対象ドメイン紐付けの申請期限は、サーバーアカウントの初回購入から1ヶ月以内となります。

・「V1プラン」には永久無料ドメインのサービスはございません。

引用:コアサーバー-【V2プラン】既存ドメイン永久無料のお知らせ

新規ドメインを無料で取得する方法は、以下の記事で解説しています。

また、既存ドメインを永久無料にする方法は、以下の記事で解説しています。

Shota

サーバー契約から1ヶ月以内なら、既存ドメインも永久無料に設定できます。

サブディレクトリにワードプレスを設定する方法がわかりません。

コアサーバーの管理画面で【ツール】をクリックします。

コアサーバーの管理画面で【ツール】をクリックします。

サブディレクトリを作るためのメインドメインを選択し【アプリ・プラウザ】をクリックします。

サブディレクトリに使用するルートドメインを選択し【アプリ・プラウザ】をクリックします。

アプリからWordPressを選択

アプリからWordPressを選択しましょう。

【このアプリケーションをインストール】をクリック

【このアプリケーションをインストール】をクリックします。

サブディレクトリに使用するメインドメインと、ディレクトリを設定します。

サブディレクトリに使用するルートドメインと、ディレクトリを設定します。

サブディレクトリの設定例
  • ルートドメイン:http://haberayyildiz.com/
  • ディレクトリ:blog
WordPressの基本情報を方法

WordPressの基本情報を入力します。

項目設定方法と解説
管理者ユーザー名ニックネームを入力
⇒WordPressへのログインIDとなる
パスワード例:gjdoipSddp89UJ
⇒Strongと表示されたらOK
管理者メールアドレスWordPressから連絡が送信されるメールアドレスを入力
ウェブサイトのタイトルブログ名を入力
ウェブサイトのタグライン空欄でOK
⇒WordPressのキャッチフレーズのこと

基本情報が入力できたら【インストール】をクリックします。

管理者URLをクリック

これで、サブディレクトリにWordPressをインストールできました。

管理者URLをクリックしましょう。

サブディレクトリにインストールしたWordPressの管理画面の画像

サブディレクトリのWordPressの管理画面にログインできます。

サイト設定とは何ですか?

過去のコアサーバーのダッシュボードの画像
過去のコアサーバーのダッシュボード
現在のコアサーバーのダッシュボードの画像
現在のコアサーバーのダッシュボード

サイト設定は「CMSのインストール」「WordPressのSSL化」「FTP設定」など行うための項目です。

ただし現在は、サイト設定の項目はありません。

旧サイト設定の機能は、以下の項目で設定してください。

旧サイト設定の機能現在の設定方法
CMSのインストール【ツール】の項目からCMSをインストールする
WordPressのSSL化【ドメイン】⇒【SSL証明書設定】から設定する
FTP設定【ドメイン】⇒【FTP設定】から設定する

コアサーバーのサブドメインのまとめ

今回は、コアサーバーでサブドメインを作成しWordPressを設定する方法を解説しました。

サブドメインとは
  • ルートドメインの前に、新たな文字列を加えたドメインのこと
サブドメインを作るメリット
  • ルートドメインと、異なるコンテンツを発信できる
  • ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
  • ドメインパワーを引き継ぐことができる
  • ドメイン設定が不要になる

ルートドメインのドメインパワーが強い場合、新ブログの開設はサブドメインの利用がおすすめです。

今回の内容は以上です。

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