Rank Trackerを使いたいけど料金が知りたいな。導入方法も教えて!
今回はこのようなお悩みにお答えします。
ネットでは評判のよいRank Trackerですが、本当にいい商品なのか気になりますよね。
私はRank Tracker以外にもツールを使っているので、フェアに回答します。
Rank Trackerは、とてもお得なツールです。
「キーワードプランナー」や「ウーバーサジェスト」など有料ツールの機能を網羅しているからです。
今回はRank Trackerの「料金と導入~使い方」までを画像たっぷり使い解説しています。
Rank Trackerが気になる方は、記事をのぞいてみてください。
\ 人気ブロガーも愛用 /
追記です。
ブログツールの中でも特におすすめ!と感じたものは「ブログアフィリエイトツールおすすめ21選」で紹介しています。
さくっと知りたい方は、ページ内リンクをクリックしてください。
Rank Tracker【ランクトラッカー】とは
Rank Trackerとは、世界で最も高いシェアを持つ検索順位チェックツールです。
以下の機能が備わっています。
- キーワードの検索順位チェック
- Google、Googleモバイル、Yahoo、Bing
- Googleサーチコンソール、Googleアナリティクスとの連携
- リライト記事の選定
- リライト方法の方針作成
- キーワード分析
- キーワードの検索ボリュームの調査
- サジェストキーワードの一括抽出
- 関連キーワードの一括抽出
- キーワードの難易度分析
- 競合分析
- 競合の特定
- 競合の強みの特定
- 競合の収益記事の特定
Rank Trackerは、SEOツールの全ての機能を兼ね備えているのです。
- 「キーワードプランナー」や「ラッコキーワード」などのキーワード分析ツール
- 「ウーバーサジェスト」や「MOZ」などのSEOツール
全部使いこなせる自信がないよ~
この記事で全ての機能を解説しているのでご安心ください
MacユーザーはRank Trackerの一択
GRC | Rank Tracker | |
---|---|---|
Windows | 対応 | 対応 |
Mac | 未対応 | 対応 |
Macユーザーが使用できる検索順位チェックツールは、実質Rank Tracker一択になります。
- 検索順位チェックツールは、Rank TrackerとGRCの2強
- GRCをMacで使用することはできない
VPS(仮想専用サーバー)を契約すれば、MacでGRCを使用できますが現実的ではありません。
VPSの契約には費用がかかり、設定も難しいためです。
以上のことからMacの方はRank Trackerを使用しましょう。
マナブログを運営するマナブさんもRank Trackerを絶賛
Rank Trackerが日本で普及したのは、マナブログを運営するマナブさんの影響が非常に大きいです。
マナブさんはRank Trackerについて、以下のように述べています。
でも、キーワード順位チェックはあくまで指標です。自分の進んでいる方向が正しいかどうかを数字で確認できます。なので、順位チェックは必要だと思っています。その理由は、(重要なので繰り返しますが)自分の記事が読者視点であるかどうかを確認するためです。
この辺りは人によって意見が分かれますが、個人的には順位チェックは必須と考えています。もし同意できるって場合は、Rank Trackerが神ですよ〜ってことです。
引用:manablog-【結論】SEO検索順位チェックツールなら、 RankTrackerが神
「読者の検索意図に合った記事が書けているか?」
この視点を客観的に確認するため、マナブさんはRank Trackerを使っています。
Rank Tracker【ランクトラッカー】の料金・価格
以下の表がRank Trackerのプラン別の料金・価格表です。
無料ライセンス | PROFESSIONAL | ENTERPRISE | |
---|---|---|---|
税込み価格 | 0円/年 | 20,000円/年 | 47,600円/年 |
登録URL数 | 1 | 無制限 | 無制限 |
検索順位チェック | キーワード保存できない | 無制限 | 無制限 |
サーチコンソールとの連携 | 毎回連携が必要 | ||
キーワード調査 | 制約が多すぎ | ||
競合サイトの特定 | 2サイトまで | 無制限 | 無制限 |
レポート作成機能 | なし | なし | 「あり」だが不要 |
データーのエクスポート機能 | なし | なし | 「あり」だが不要 |
総合評価 | キーワード保存できない | 機能十分 | 過剰スペック |
Rank Trackerのおすすめプランは【PROFESSIONAL】です。(20,000円/年)
SEO分析ツールの機能が全て備わっているからです。
- 検索順位のチェック(Google、モバイル、Yahoo、Bing)
- サーチコンソール、アナリティクスとの連携(記事のリライト)
- キーワード調査(検索ボリューム、キーワード難易度)
- 競合分析(競合サイトの特定、ドメインパワー)
【無料ライセンス】と【ENTERPRISE】をおすすめできない理由は、以下の通りです。
- 無料ライセンスは検索順位チェック時、キーワードを保存できないため機能不全
- ENTERPRISEは不要な機能(レポート、データのエクスポート)があり、料金が高すぎる
以上の理由から、Rank Trackerは【PROFESSIONAL】がおすすめです。
\ 人気ブロガーも愛用 /
Rank Trackerの料金の支払い方法
Rank Trackerの支払い方法は、カード払いとPayPal決済の2つから選択できます。
支払い方法 | カードの種類 |
---|---|
カード払い | VISA、MasterCard、JCB |
PayPal決済 |
Rank Trackerの料金はアフィリエイトで回収可能
Rank Trackerの【PROFESSIONAL】を1件販売した場合、報酬は49.17ドル(約6,000円)になります。
かなりの高単価案件です。
Rank Trackerを3台販売すれば、あっという間に料金を回収できます。
有料ツールを使いながら、アフィリエイトできるのはお得だね!
Rank Trackerアフィリエイトの方法はRank Trackerアフィリエイトの始め方【メール用テンプレ付】で解説しています。
Rank Tracker【ランクトラッカー】の導入方法
Rank Trackerの導入は以下の4STEPです。
ダウンロードとインストールの意味をさくっと解説します。
- ダウンロードとは、ネット上にあるファイルなどをパソコンに保存すること
- インストールとは、ソフトウェアをパソコンで使用できるようにすること
【無料版】Rank Trackerをダウンロードする
まずは公式サイトにアクセスします。
⋙Rank Tracker公式サイトへアクセス画面が切り替わったら【Rank Tracker】をクリックします。
Rank Trackerのダウンロードページにアクセスしたら、以下のように作業を進めましょう。
- 画面下の設定がRank Trackerになっていることを確認する
- 名前とメールアドレスを入力(名前は日本語でOK)
- 【RANK TRACKERをダウンロードする】をクリック
ダウンロード画面に進んだら、Windowsを使用している方は【Windows版】をクリックしてRank Trackerをダウンロードしてください。
Macを使用している方は【Mac版】をクリックしてRank Trackerをダウンロードしてください。
これでRank Trackerをダウンロードは成功です。
【無料版】Rank Trackerをインストールする
ダウンロードしたRank Trackerをパソコンで使用できるようにインストールします。
まずはダウンロードしたRank Trackerのアプリをクリックします。
アプリが開いたら、表示言語を日本語にしましょう。
【Japanese】を選択してください。
Rank Trackerのセットアップ画面が表示されたら【次へ】をクリックします。
ライセンス契約書の文章を確認して、問題がなければ【同意する】をクリックします。
インストールするソフトウェアを選択します。
チェックを外したら【次へ】のボタンをクリックします。
インストール先を選択します。
Desktopが管理しやすいよ。
インストール先が決まったら【インストール】をクリックします。
【Rank Trackerセットアップウィザードは完了しました。】と表示されたらRank Trackerのインストールは完了です。
【完了】をクリックしてください。
Rank Trackerの有料ライセンスを購入する
再び公式サイトにアクセスします。
⋙Rank Tracker公式サイトへアクセス画面下の【Rank Tracker】をクリックします。
ここで【Rank Tracker】をクリックしないと、SEO PowerSuiteのツールの合計料金が表示されてしまいます。
画面が切り替わったら【注文】をクリックします。
【Rank Trackerのライセンスの選択】と表示されたら【PROFESSIONAL】をクリックしましょう。
料金が表示されますが$表記なので、表示通貨を【JPY】に変更します。
日本語で税込み料金が表示されるので、問題がないか確認しましょう。
問題がなければ支払い方法を選択します。
カード払いが一番簡単です。
カード情報を入力したら【ORDER NOW】をクリックすれば、ライセンスの購入完了です。
なおPayPalでも支払い可能です。
購入完了画面に切り替わりますが、無視でOKです。
購入した有料ライセンスをRank Trackerに貼り付ける
メールアドレスに記載されているライセンス(Registered by:~)とライセンスキー(Registration key:~)をコピーします。
インストールしたRank Trackerを開きます。
画面が表示されたら上部の【ヘルプ】⇒【情報を登録】をクリックします。
ライセンスの種類というページが表示されるので、以下のようにペーストしましょう。
- 【Registered by:~】⇒~の部分を登録者にペースト
- 【Registration key:~】⇒~の部分を登録キーにペースト
ペーストが終わったら【OK】をクリックします。
登録完了画面が表示されたら、有料ライセンスの貼り付けは完了です。
Rank Trackerの導入は完了です。お疲れさまでした。
Rank Tracker【ランクトラッカー】の初期設定
Rank Trackerを使いこなすための初期設定を行います。
設定する内容は以下の7つです。
- Rank Trackerにブログを登録
- Rank TrackerとGoogleアナリティクスの連携
- Rank TrackerとGoogleサーチコンソールの連携
- 測定する検索エンジンの設定
- 検索順位追跡を100位までに設定
- 検索順位を測定するスケジュールの設定
- 分析用の表示画面の設定
作業は多いけどRank Trackerを使いこなすために頑張ろう!
Rank Trackerにブログを登録する
インストールしたRank Trackerにアクセスし【新規】をクリックします。
ブログ登録画面が表示されるので以下のように設定します。
- 【確認するサイトのURLを入力】にブログのURLを入力
- 【エキスパートオプションを有効にする】にチェックが入っていることを確認
- 【次へ】をクリック
Rank Trackerにブログを登録する作業は完了です。
Rank TrackerとGoogleアナリティクスを連携させる
Rank TrackerとGoogleアナリティクスを連携させることで、検索順位と実際のアクセスデータを同時に分析できるようになります。
ブログの登録が完了すると上図の画面が表示されます。
【Googleアナリティクスアカウントを接続する】をクリックしましょう。
Googleアナリティクスとの接続画面が表示されるので【クリックしてアカウント設定の入力を行います】をクリックします。
ファイアーウォールのセキュリティ機能が表示されたら【アクセスを許可する】をクリックします。
続いてGoogleアカウントに登録した【メールアドレスまたは電話番号】と【パスワード】をそれぞれ入力し【次へ】をクリックします。
Rank TrackerがGoogleアカウントにアクセスを要請するので【許可】をクリックします。
【プロパティ】にはRank Trackerに設定するブログを選択します。
Rank TrackerとGoogleサーチコンソールを連携させる
両者を連携させることで、Googleコーチコンソールで取得した流入キーワードをRank Trackerに自動で登録することができます。
同様の方法でGoogleサーチコンソールとも連携させます。
【グーグル検索サーチコンソールアカウントに接続します。】をクリックします。
Googleサーチコンソールとの接続画面が表示されるので【アカウントに接続】をクリックします。
Googleアカウントに登録した【メールアドレスまたは電話番号】と【パスワード】をそれぞれ入力し【次へ】をクリックします。
Rank TrackerがGooglesアカウントにアクセスを要請するので【許可】をクリックします。
【サイト(プロパティ)の選択】ではRank Trackerに登録するブログを選択します。
【OK】をクリックすれば、Rank Tracker とGoogleサーチコンソールの連携は完了です。
Rank Trackerで測定する検索エンジンを設定する
この項目ではRank Trackerで測定する検索エンジンを選定します。
私は「Google」「Google(Mobile)」「Yahoo」「Bing」の検索エンジンの測定結果を取得しています。
上図から【次へ】をクリックします。
【キーワードを入力】というページが表示されます。
ここにはサーチコンソールで取得した、ブログへの流入キーワードが出力されています。
検索したいキーワードの登録は後で行うので、ここは【次へ】をクリックします。
【使用する検索エンジンを選択】というページが表示されます。
画面左側に登録されているものが、Rank Trackerで測定する検索エンジンになります。
次に画面右側から登録する検索エンジンを選定します。
検索バーに「JAPAN」と入力しましょう。
Rank Trackerに登録する日本の検索エンジンが表示されるので、好みのものを選択してください。
【完了】をクリックすれば、測定する検索エンジンの設定は完了です。
検索結果を表示する画面に進むので、画面上部の【保存】をクリックしましょう。
測定する検索エンジンの変更方法
やっぱりBingの検索結果はいらないな!
このような方のために検索エンジンの変更方法を解説します。
検索結果画面上部の【環境設定】⇒【プロジェクト情報】をクリックしてください。
次に【使用する検索エンジン】をクリックします。
先ほどの検索エンジンの設定画面が表示されるので、この画面から検索エンジンを変更してください。
Rank Trackerの検索順位追跡を100位に設定する
デフォルトでは50位までしか検索結果を追跡しない設定になっているので、100位まで追跡するように設定します。
検索画面上部にある【環境設定】⇒【ランク確認モード】をクリックします。
上図の画面が表示されたら【確認する結果の最大数】の項目を100に変更します。
Rank Trackerの自動測定スケジュールを設定する
測定スケジュールを設定することで、その時間になったら自動でRank Trackerが検索順位を測定します。
ただしパソコンが起動しRank Trackerが稼働した状態でないと検索順位は測定されないので、パソコン作業をしている時間に設定しましょう。
【環境設定】⇒【Scheduled Tasks&Alerts】をクリックします。
【Scheduled Tasks&Alerts】の画面が表示されたら【追加する】をクリックします。
画面が切り替わったら【検索エンジンのランキングを確認】を選択し【次へ】をクリックします。
スケジューリングするブログのURLにチェックが入っていることを確認し【次へ】をクリックします。
検索順位を測定するスケジュールの設定は各自で設定してください。
私は以下のように設定しています。
設定項目 | 設定方法 |
---|---|
定期的に実行 | 毎日 |
開始時間 | 21:30 |
開始日 | 設定した日 |
毎 | 1曜日 |
Rank Trackerが検索順位を測定後、自動で結果を保存してくれます。
設定が完了したら【次へ】をクリックします。
次にアラート機能を設定します。
私は必要ないので空欄にしています。
設定が終わったら【次へ】をクリックします。
【新しくスケジュールするタスク名を入力】に設定がわかる名前をつけます。
記入が済んだら【完了】をクリックします。
画面が切り替わったら設定したタスクを保存します。
これで測定スケジュールの設定は完了です。
Rank Trackerに分析用の表示画面を設定する
デフォルトの画面では分析しにくいので、分析用の表示画面を作成します。
【ランクトラッキング】⇒【+】をクリックします。
【新しいワークスペース】が作成できたら【表示される列を編集します】をクリックします。
画面左側には「表示させたい項目」、画面右側には「画面左側で選択した項目」が表示されます。
設定方法が分からない方は、以下のように設定しましょう。
- キーワード
- Google.co.jp Rank
- Google.co.jp URLが見つかりました
- Google.co.jp URL差異
- Google.co.jp Keyword Difficulty
- 画面に合わせて列を縮小する
「画面左側で選択した項目」はドラッグ&ドロップで列を並び変えることが可能です。
設定が完了したら【OK】をクリックしてください。
完成した「分析用の表示画面」は左側から順に以下の内容が表示されます。
- キーワード
- 検索順位
- 前回順位との差
- キーワードが該当したページのURL
- キーワード難易度
これならキーワードごとの順位変動が一目で分かるね。
キーワード難易度(Google.co.jp Keyword Difficulty)を選択すると、該当キーワードでトップ10入りしているサイト情報が分かります。
画面中央の【キーワード難易度】をクリックしましょう。
リライトでこのデータを活用しましょう。
お疲れ様でした。これでRank Trackerの初期設定は完了です。
Rank Tracker【ランクトラッカー】の使い方
この項目ではRank Trackerを使いこなすために、基本的な使い方から応用的な使い方まで解説します。
以下の表がページ内リンクです。読みたい項目をクリックしてください。
ボリュームが多いからブックマークした方がいいよ!
- Rank Trackerにキーワードを登録する【ランクトラッキング】
- Rank Trackerで検索順位を測定する
- Rank Trackerで検索順位を確認する
- Rank Trackerでリライトする記事を選定する
- Rank Trackerのメモ機能でリライト施策を記録する
- Rank Trackerでキーワードの検索ボリュームを確認する
- Rank Trackerでサジェストキーワードを抽出する
- Rank Trackerで関連キーワードを抽出する
- Rank Trackerでキーワードの難易度を分析する
- Rank Trackerで競合を特定する
- Rank Trackerで競合の強みを分析する
- Rank Trackerで競合の収益記事を特定する
Rank Tracker にキーワードを登録する【ランクトラッキング】
Rank Trackerに検索順位を測定したいキーワードを登録します。
【ランクトラッキング】⇒【このプロジェクトに新しいキーワードを追加する】をクリックします。
【新しいキーワードを追加】と表示された画面にキーワードを登録します。
- キーワードは1行につき、1キーワード入力
- 複合キーワードを登録する場合は、単語の間にスペースを入力
登録が終わったら【次へ】をクリックします。
【検索エンジンを選択】の画面が表示されたら、測定したい検索エンジンを選択し【完了】をクリックすればOKです。
Rank Trackerにキーワードを一括登録する方法
まずGRCを開きます。
順位検索したいキーワードを「SHIFTキー」を押しながらマウスで一括で選択します。
選択しながら【編集】をクリックします。
次に【クリップにコピー】⇒【選択項目の検索語をコピー】をクリックします。
Rank Trackerの画面に戻り【新しいキーワードを追加】の画面に、コピーしたキーワードを貼り付けたら完了です。
【次へ】をクリックすると【重複したものを自動的に削除しますか?】と表示されますが、気にせず【はい】を選択します。
Rank Trackerで検索順位を測定する
Rank Trackerの管理画面の【すべてをチェックする】をクリックすると、検索順位の測定が開始されます。
「パソコンのスペック」「通信環境」によりますが、1サイト・138キーワードのチェックで約24分かかります。
Rank Trackerで検索順位を確認する
この項目ではデフォルトで用意されている「キーワードとランキング」と分析用の表示画面を設定するでカスタマイズした「新しいワークスペース」の見方を解説します。
キーワードとランキングの見方
【キーワードとランキング】では以下の内容を確認できます。
項目 | 項目の解説 |
---|---|
①キーワード | Rank Trackerに登録したキーワード |
②検索数 | キーワードの月間の検索ボリューム |
③~Rank | Google、Yahoo、Bingでのそれぞれ検索順位 |
④ランキングページ | キーワードで順位のついた記事ページのURL |
⑤ランクの進捗 | 選択した検索エンジンでの検索順位の推移(折れ線グラフ) |
【ランクの進捗】では、検索エンジンごとに「順位の推移」を表示させることができます。
- Google.co.jp(Japan)
- Google.co.jp(モバイル)(Japan)
- Bing.co.jp(Japan)
- Yahoo.co.jp(Japan)
Rank Trackerに表示される「注目スニペット」とは?
強調スニペットとは、検索キーワードに対する回答の部分を1位の記事より抜粋して、検索画面最上部にさせることです。
強調スニペット(Featured Snippets)とは、ある単純な事実について尋ねるような意図を含む検索をした場合、関連性の高いページから回答になる部分が引用され、検索結果画面の最上部に表示される枠のこと。強調スニペットはページから抽出された回答の概要と、ページのタイトル、リンク、URLが含まれる。
引用:irep
強調スニペットに表示されると、記事が目立つため大幅なアクセス増が期待できます。
Rank Trackerで「注目スニペット」と表示されると、そのキーワードが強調スニペットとして表示されていることがわかります。
Rank Trackerに表示される「サムネイル」とは?
サムネイル画像は、表示されるキーワードもあれば表示されないキーワードもあります。
全てはGoogleが判断しています。
Rank Trackerで「サムネイル」と表示されると、そのキーワードが検索結果でサムネイル表示されていることがわかります。
新しいワークスペースの見方
【新しいワークスペース】では以下の内容を確認できます。
項目 | 項目の説明 |
---|---|
①キーワード | Rank Trackerに登録したキーワード |
②Google.co.jp Rank | Google(パソコン)での検索順位 |
③Google.co.jp 差異 | 前回との検索順位の変化量 |
④Google.co.jp URLが見つかりました | キーワードで順位のついた記事ページのURL |
⑤Google.co.jp Keyword Difficulty | キーワードの難易度 |
⑥ランクの進捗 | 選択した検索エンジンでの検索順位の推移(折れ線グラフ) |
【新しいワークスペース】はカスタマイズページです。
カスタマイズ方法は分析用の表示画面を設定するをご覧ください。
Analyze SERPでリライトの必要性を判断する
【Google.co.jp Keyword Difficulty】の「Analyze SERP」をクリックすると、対策キーワードの上位サイトが表示されます。
「Analyze SERP」では上位サイトの以下の情報がわかります。
項目 | 項目の説明 |
---|---|
①Keyword Difficulty | キーワード難易度 |
②Page Strength | 記事ページの強さ(被リンクとコンテンツの質の総合評価) |
③Page InLink Rank | 記事ページへの被リンクの数と質によって算出されたランク |
④Domain InLink Rank | ドメイントップへの被リンクの数と質によって算出されたランク |
⑤Domains Linking to Page | 記事ページに被リンクしているドメインの数 |
⑥Domains Linking to Site | トップページに被リンクしているドメインの数 |
まずは【Page Strength】について、自分のブログと競合サイトを比較しましょう。
比較した上で、その対策キーワードでリライトするのか判断すればOKです。
Rank Trackerでリライトする記事を選定する
それぞれ解説します。
①ランキングキーワードでリライト記事を選定する
KEIの値が高いキーワードは「競合レベルが低く検索ボリュームが多いお宝キーワード」になります。
リライト記事の選定はKEIの高いキーワードを含む記事から選びましょう。
【キーワード調査】⇒【ランキングキーワード】をクリックします。
ランキングキーワードには自分のブログのURLを入力します。
画面上部の検索エンジン選定が【Japan(Google)】と表記されているのを確認しましょう。
確認できたら【検索】をクリックします。
Rank Trackerの画面が切り替わり、検索結果で100位以内にランクインしたキーワードが一覧で表示されます。
KEIを表示させるために■マークをクリックします。
SEO分析のKEIにチェックを入れましょう。
これで管理画面にKEIが表示されます。
必要に応じて、ドラッグ&ドロップで列を見やすいように並び替えてください。
KEIをクリックすると、KEIの値が高い記事が順番に並びます。
その記事の中から投稿タイミングなどを加味して、リライト記事を選定しましょう。
②検索コンソールでリライト記事を選定する
検索コンソールでは、GoogleサーチコンソールとRank Trackerの機能を連動させてリライト記事を選定します。
検索コンソールで選定するリライト記事は以下の2つです。
- 狙っていないキーワードで上位表示している記事
- インプレッション数が多いが、ランキング平均が低い記事
【キーワード調査】⇒【検索コンソール】をクリックします。
分析ツールにGoogleサーチコンソールを選択し【検索】をクリックします。
Rank Trackerの画面が切り替わり、ブログへの検索流入が多いキーワードが表示されます。
この中からリライト記事を選定しますが、まだ候補が多いのでフィルタを書けます。
検索順位が50位以下のキーワードを切り捨てます。
Rank Tracker画面上部の【フィルタ】をクリックします。
【カスタム絞り込み条件の作成】が表示されたら、以下のように入力しましょう。
ランキング平均<(less than)<50
これで検索順位が50位以下のキーワードの切り捨て完了です。
リライト記事が見つけやすいように【インプレッション数】と【ランキング平均】の列を左に移動させましょう。
ドラッグ&ドロップで移動できます。
リライト記事①狙っていないキーワードで上位表示している記事
真っ先にこの記事をリライトしましょう。
「狙っていないのに上位表示しているキーワード」には需要があるものの、競合がまだそのキーワードで記事を書いていないからです。
「狙っていないのに上位表示しているキーワード」をタイトルやH2見出しに入れましょう。
その記事へのアクセス数の大幅アップが期待できます。
リライト記事②インプレッション数が多いがランキング平均が低い記事
ただしクリックされたかは関係ありません。
つまり「インプレッション数が多いけどランキング平均が低い記事」は検索順位が低いにも関わらず、読者が下位まで見に来てきているということです。
検索上位の、記事の質が悪いためだと考えられます。
「インプレッション数が多いけどランキング平均が低い記事」で上位表示できれば、大幅にアクセス数アップが期待できます。
ぜひチャレンジしてみてください。
Rank Trackerのメモ機能でリライト施策を記録する
メモにリライトで実施した施策を入力すれば、その施策が成功したのかを検証できます。
メモの内容は【進捗グラフ】に表示されるため、管理がとても簡単です。
記事をリライトした後は、Rank Trackerのメモ機能も活用しましょう。
Rank Trackerでキーワードの検索ボリュームを確認する
そのためGoogleキーワードプランナーが不要になります。
Rank Trackerはすごいね!
まずはメインキーワードの検索ボリュームを確認する方法を解説します。
メインキーワードとは、1語のビッグキーワードです。
【キーワード調査】⇒【キーワードプランナー】をクリックします。
今回は「canva」をメインキーワードにして解説します。
【キーワードプランナー】にメインキーワードを入力してENTERキーを押します。
文字が緑色に変わったら入力成功です。
検索する言語は日本語を選択しましょう。
【検索】をクリックすると、検索ボリュームの調査がスタートします。
「canva」というキーワードは月間で280,460回検索されていることがわかりました。
対策キーワードとしては十分な量です。
このメインキーワードをもとに、ロングテールキーワードを選定していきます。
Rank Trackerでサジェストキーワードを抽出する
サジェストキーワードとは、Googleの検索窓にメインキーワードを打ち込んだ時に一緒に表示されるキーワードのことです。
Google検索ヘルプによるとサジェストキーワードを以下のように定義しています。
- メインキーワードに関連する急上昇キーワード
- 自分の過去の検索履歴に関連するキーワード
サジェストキーワードには急上昇キーワードも含まれています。
ぜひともチェックしておきましょう。
【キーワード調査】⇒【オートコンプリートツール】をクリックします。
【オートコンプリートツール】に先ほど選定したメインキーワードを入力します。
入力したら【検索】をクリックしましょう。
この中から検索数が100~1,000のキーワードを採用しましょう。
- 検索数が100以下のキーワードはボリュームが少なすぎます。
- 検索数が1,000を超えると、競合が急激に強くなります。
まずは検索数が100~1,000のサジェストキーワードを対策しましょう。
Rank Trackerで関連キーワードを抽出する
関連キーワードとは以下のものを指します。
- 検索結果の一番下に【他のキーワード】と表示されるキーワード
- 検索結果の真ん中に【他の人はこちらも検索】と表示されるキーワード
関連キーワードには「Googleユーザーの潜在的なニーズ」が表れています。
LSIキーワードは、Webページにおいて顕在的なニーズを満たした後に検索されるため、潜在的なニーズが表れている特徴があります。
引用:Keywordmap ACADEMY
ユーザーの潜在ニーズを知るために、関連キーワードもチェックしておきましょう。
【キーワード調査】⇒【関連する検索】をクリックします。
【関連検索】にメインキーワードを入力します。
入力したら【検索】をクリックしましょう。
この中から検索数が100~1,000のキーワードを採用しましょう。
これでRank Trackerを使い、メインキーワードの「サジェストキーワード」と「関連キーワード」を抽出できました。
次は抽出したキーワードの難易度を分析します。
Rank Trackerでキーワードの難易度を分析する
Rank Trackerを使い抽出した「サジェストキーワード」と「関連キーワード」を一つ一つ分析にかけて、難易度を分析しましょう。
【SERP Analysis】をクリックします。
【SERP Analysis】の項目に「抽出したキーワード」を入力します。
今回は「canva」のサジェストキーワードである「canva パソコン」というキーワードを入力しました。
【検索】をクリックすると画面が切り替わります。
見るべきポイントは2点です。
- Keyword Difficulty:キーワード難易度
- Rank by Page Strength:記事ページの強さ(ページランクとコンテンツの質の総合評価)
「canva パソコン」の場合、Keyword Difficultyの値が16です。
またRank by Page Strengthは、検索順位4位以降の値が低いことがわかります。
これをどう評価するの?
自分のブログで上位表示しているキーワードと比較すればいいんだ。
私は「Wordfence Security」というキーワードで2位を取得しています。
そのため【SERP Analysis】の項目に「Wordfence Security」と入力しました。
「Wordfence Security」のKeyword Difficultyの値は18です。
「canva パソコン」のKeyword Difficultyの値(16)の方が低いため、「canva パソコン」の難易度は高くないことがわかります。
このようにRank Trackerの「SERP Analysis」を使用することで、抽出したキーワードの難易度を分析できます。
Rank Trackerで競合を特定する
競合を特定する目的は、競合の強みを真似することです。
そのためにも、自分と同じキーワードで記事を書いている競合を見つけましょう。
【競合他社の研究】⇒【ドメインの競合他社】をクリックします。
【ドメインの競合他社】の項目に、自分のブログのURLを入力します。
画面上部の項目は、以下のように選択します。
- 検索エンジン:Japan(Google)
- 検索するデバイス:デスクトップ
- 競合他社の選定:ページのトップへ20
入力が完了したら【サーチ】をクリックしましょう。
画面が切り替わります。
「自分のブログ記事のキーワードとバッティングしている競合」が一覧で表示されます。
【交差するキーワード】をクリックしましょう。
「バッティングしているキーワード数が最も多い競合」が一番上に表示されます。
Rank Trackerに特定した競合サイトを登録する方法
Rank Trackerには、競合サイトを5つまで登録することができます。
特定した競合サイトにカーソルを合わせ【クリックして競合他社として追加】をクリックします。
【競合他社を追加】という画面が表示されるので【OK】をクリックしましょう。
これでRank Trackerへの競合サイトの登録は完了です。
Rank Trackerに登録した競合サイト情報は、ダッシュボードの【ドメインの強度】から確認できます。
確認できる競合サイト情報は以下になります。
- 競合サイトのドメイン強度
- 競合サイトのドメイン年齢
- 競合サイトの検索エンジンへのインデックス数
- 競合サイトの被リンク数
この時点では、自分のブログと競合サイトのドメイン強度の差を把握できればOKです。
次の項目から競合サイトへの対策を解説します。
Rank Trackerで競合の強みを分析する
競合サイトの強みを知るために、自分と競合が同じキーワードで書いている記事を特定します。
【交差するキーワード】の虫眼鏡マークをクリックしましょう。
この中から「検索ボリュームが多く、検索順位で負けている競合の記事」をチェックします。
競合の記事を読んで強みを真似する方法
まずは「検索順位で負けている競合の記事」を読みましょう。
その上で真似するポイントは2つです。
- キーワードに対する検索意図の網羅性
- 共起語の網羅性
①キーワードに対する検索意図の網羅性を高める方法
「キーワードに対する検索意図の網羅性」とはざっくり言えば、コンテンツ量です。
恐縮ですがまた私の記事を例に解説します
「Contact Form by WPform」というお問い合わせフォームを作るプラグインの記事の場合、読者の検索意図は以下の通りになります。
- お問い合わせフォームの作り方
- スパムメールを受信しない方法
- お問い合わせフォームをグローバルナビに設置する方法
- 他のお問い合わせフォーム作成プラグインとの比較
「検索順位で負けている競合の記事」を読むと、自分の記事に不足しているコンテンツが分かります。
不足しているコンテンツを、リライト記事にしっかり盛り込みましょう。
②共起語の網羅性を高める方法
「Contact Form by WPform」の場合、共起語には以下のものがあります。
- 確認メール
- スパムメール
- カスタマイズ
- 日本語化
- 確認画面など
共起語はサクラサクラボさんが無料で提供しているツールで調べることができます。
自分の記事には含まれていない共起語が発見できた場合、記事に追加してあげましょう。
上記の2点を改善した結果、「Contact Form by WPform」という単一キーワードで2位を獲得できました。
Rank Trackerで競合を特定し、強みをどんどん真似していきましょう。
Rank Trackerで競合の収益記事を特定する
Rank Trackerを使えば競合の収益記事を特定できます。
【競合他社の研究】⇒【Top Pages】をクリックしましょう。
【Top Pages】の項目には競合のドメインを入力します。
入力が済んだら【サーチ】をクリックしましょう。
画面が切り替わります。
競合が検索順位で上位を獲得している記事が表示されます。
【Traffic Value】をクリックしてください。
Traffic Valueの値が高い記事が順番に表示されます。
つまりTraffic Valueの値が高い記事とは、収益性が高い記事ということになります。
収益性の高い記事を特定できたら、その記事のリンクをクリックします。
競合の収益記事を読んで、どのようなASP案件を扱っているかチェックしましょう。
Rank Trackerの料金と導入、設定、使い方に関する疑問
この項目ではRank Tracker全般に関する疑問に回答します。
Rank Trackerの無料版の使い方がわかりません
【無料版】Rank Trackerで使える機能は8つあります。
- Googleサーチコンソールと連携できる
- キーワードの検索順位をチェックできる
- キーワードプランナーを活用できる
- キーワード選定できる
- SERP Analysisを活用できる
- 競合サイトを特定できる
- 競合サイトを登録できる
- ドメイン強度を分析できる
詳しくは無料版Rank Trackerの8つの機能とベストなお試し方法で解説しています。
GRCとRank Trackerのどちらがおすすめですか?
求める機能やOS環境により「どちらがおすすめ?」に対する回答は異なります。
私は「検索順位チェックツール適性評価シート」を使い、GRCとRank Trackerの選択をおすすめします。
このシートに回答するだけで、どちらに適性があるのかわかります。
詳しくはGRCとRank Trackerの5点を比較【失敗しない選択方法】で解説しています。
Rank Trackerの料金と導入、設定、使い方のまとめ
今回はRank Trackerの料金と導入・初期設定・使い方を解説しました。
解説した内容をまとめます。
- Rank Trackerのおすすめプランは【PROFESSIONAL】
- 料金は税込みで20,000円/年
- 料金の支払い方法はカード払いかPayPal決済
- 料金はRank Trackerアフィリエイトで回収可能
- Rank Trackerのダウンロード
- Rank Trackerのインストール
- Rank Trackerの有料ライセンスの購入
- 購入した有料ライセンスをRank Trackerに貼り付け
- Rank Trackerにブログを登録
- Rank TrackerとGoogleアナリティクスとの連携
- Rank TrackerとGoogleサーチコンソールとの連携
- 測定する検索エンジンの設定
- 検索順位追跡を100位までに設定
- 検索順位を自動測定するスケジュールの設定
- 分析用の表示画面の設定
- Rank Trackerにキーワードを登録
- Rank Trackerで検索順位を測定
- Rank Trackerで検索順位を確認
- Rank Trackerでリライト記事の選定
- Rank Trackerのメモ機能でリライト施策を記録する
- Rank Trackerでキーワードの検索ボリュームを測定
- Rank Trackerでサジェストキーワードを抽出
- Rank Trackerで関連キーワードを抽出
- Rank Trackerでキーワードの難易度を分析
- Rank Trackerで競合を特定
- Rank Trackerで競合の強みを分析
- Rank Trackerで競合の収益記事を特定
長い作業でしたが、本当にお疲れ様でした。
Rank Trackerは優秀なツールです。
そのため使いこなせば、他のSEOツールが不要になります。
Rank Trackerが気になった方は、公式サイトをのぞいてみてください。
\ 人気ブロガーも愛用 /
コメント
コメント一覧 (4件)
SERP分析の結果を50→100にする方法。
ネットで1時間以上探して、やっとこの記事で解決しました。
Shotaさんの記事は、どこよりも細かく、丁寧で本当に助かりました。
これからも頑張ってください!!
ロクマ様
コメント頂きありがとうございます。
お役に立てて光栄です。
これからも宜しくお願い致します。
shotaさん
Twitterでお世話になっていました、みちるです。
ブログ2年目になりやっとランクトラッカー導入しました。
多機能すぎて苦戦していましたが、shotaさんの記事に出会いとてもわかりやすく感動しました。
ブクマして困ったときは勉強させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!
みちるちゃん、ありがとう!!
頑張って書いてよかったです!!