エックスサーバーで2つ目のWordPressを作りたいけど、どうすればいいのかな?
今回はこのような疑問にお答えします。
エックスサーバーにはマルチドメイン機能があり、簡単に2つ目のWordPressを作成できます。
マルチドメインとは、1つのサーバー契約で複数の独自ドメインを運用することです。
今回は、マルチドメイン機能で2つ目のWordPressを設定する方法を解説します。
画像たっぷりで解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
まだサーバー未契約の方にはエックスサーバーの評判とメリット・デメリットの記事もおすすめです。
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エックスサーバーはマルチドメインが無制限
項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
マルチドメイン (登録できる独自ドメイン数) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
そのため、ディスク容量の範囲内で無制限にWordPressを設定できます。
データベース数も無制限
項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
データベース数 (MySQL/MariaDB) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメインにWordPressをインストールするには、データベース(MySQL/MariaDB)が必要になります。
そのため、ディスク容量の範囲内で無制限にWordPressをインストールできます。
エックスサーバーで複数ドメインにワードプレスを設定する
2つ目の独自ドメインにワードプレスを設定する手順は、以下になります。
- エックスサーバーに独自ドメインを追加する
- 独自ドメインのネームサーバーをエックスサーバーに変更する
- エックスサーバーに独自ドメインを設定する
- 独自ドメインにWordPressをインストールする
- WordPressにSSL化を設定する
エックスサーバーに独自ドメインを追加する
エックスサーバーと12ヶ月以上で契約すると、永久無料ドメインを取得できます。
契約時に永久無料ドメインを取得する方法
独自ドメインを追加する方法は、以下の4つです。
それぞれ解説します。
①Xserverドメインで独自ドメインを購入する
独自ドメインを追加する最もシンプルな方法は、独自ドメインの購入です。
理由は以下の2点です。
- 独自ドメインとWordPressを同時に管理できる
- Xserverドメインは独自ドメインの料金が安い
Xserverドメインでの独自ドメインの料金は、以下になります。
トップレベルドメイン | 取得料金 | 更新料金 |
---|---|---|
.com | 1円 | 1,298円 |
.net | 1円 | 1,518円 |
.org | 946円 | 1,518 円 |
.mobi | 528円 | 2.178円 |
.biz | 1,628円 | 1,628 円 |
.xyz | 1円 | 1,628 円 |
(ローマ字).jp | 350円 | 3,102円 |
「.com」「.net」などメジャーなドメインを1円で購入することができます。
Xserverドメインで独自ドメインを購入する方法は、以下の記事で解説しています。
②独自ドメイン1年無料特典を利用する
エックスサーバーの「独自ドメイン1年無料特典」を利用することで、独自ドメインを追加できます。
太っ腹だねー。エックスサーバー!
ただデメリットがあるんだ。
「独自ドメイン1年無料特典」のデメリットは、「.com」や「.net 」などメジャーなドメインを取得できないことです。
「独自ドメイン1年無料特典」で取得できるドメインは、以下になります。
.online/.space/.website/.site/.tech/.store /.osaka /.moe /.earth /.ink /.wiki /.xyz /.group /.email /.live /.life /.world/.mobi /.works/.me
上記のドメインでも構わないという方は「独自ドメイン1年無料特典」を利用しましょう。
利用方法は、以下の記事で解説しています。
③他のドメイン会社から独自ドメインを移管する
他のドメイン会社からドメイン移管することで、独自ドメインを追加できます。
Xserverドメインに、ドメイン移管するメリットは以下の2点です。
- 独自ドメインとWordPressを同時に管理できる
- 独自ドメインの更新料金が安くなる
各ドメイン会社での独自ドメインの更新料金は、以下になります。
ドメイン会社 | .com | .net | .jp | .org | .xyz |
---|---|---|---|---|---|
Xserverドメイン | 1,298円 | 1,518円 | 3,102円 | 1,518円 | 1,628円 |
お名前.com | 1,408円 | 1,628円 | 3,124円 | 1,628 円 | 1,628円 |
ムームードメイン | 1,728円 | 1,628円 | 3,344円 | 1,848円 | 1,628円 |
バリュードメイン | 1,793円 | 1,933円 | 3,710円 | 1,933円 | 1,933円 |
他のドメイン会社で独自ドメインを管理している方は、Xserverドメインに移管しましょう。
ドメインの移管方法は、以下の記事で解説しています。
④他社のドメイン会社で独自ドメインを購入する
サーバー会社とドメイン管理会社を分けたい場合は、他のドメイン会社から独自ドメインを購入します。
おすすめのドメイン会社は、お名前.comです。
Xserverドメインに次いで、ドメインの更新費用が安いからです。
>>>お名前.comでドメインを購入する以上がエックスサーバーに独自ドメインを追加する方法です。
エックスサーバーの独自ドメインにワードプレスを設定する
追加した独自ドメインにWordPressを設定する手順は、以下になります。
ネームサーバーを以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
- お名前.comの方はお名前ドットコムのドメインとエックスサーバーを紐づけるで解説
- ムームードメインの方はムームードメインのドメインとエックスサーバーを紐づけるで解説
- バリュードメインの方はバリュードメインのドメインとエックスサーバーを紐づけるで解説
- 独自ドメインにSSL化を設定
- WordPressにSSL化を設定
- 独自ドメインに常時SSL化を設定
SSL化の設定方法は、以下の記事で解説しています。
これで、追加した独自ドメインへのWordPressの設定は完了です。
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エックスサーバーで独自ドメイン以外にワードプレスを設定する
マルチドメイン以外の方法で、WordPressを複数インストールする方法は以下の3つです。
- サブドメインにWordPressを設定する
- サブディレクトリにWordPressを設定する
- 初期ドメインにWordPressを設定する
サブドメインにWordPressを設定する
サブドメインとは、ルートドメインの前に新たな文字列を加えたドメインのことです。
- ルートドメイン:pheonix-blog.com
- サブドメイン:smoothie.pheonix-blog.com
サブドメインに、ワードプレスを設定するメリットは以下の3点です。
- ルートドメインと、異なるコンテンツを発信できる
- ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
- ドメインパワーを少し引き継がせることができる
上記のメリットを享受したい方は、サブドメインを利用しましょう。
サブドメインへのWordPressの設定方法は、以下の記事で解説しています。
エックスサーバーのサブドメインは無制限
項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
そのため、ディスク容量の範囲内で無制限にWordPressを設定できます。
サブディレクトリにWordPressを設定する
サブディレクトリとは、ルートドメインの下層に作られたディレクトリのことです。
- ルートドメイン:pheonix-blog.com
- サブディレクトリ:pheonix-blog.com/blog
サブディレクトリにWordPressを作成するメリットは、以下の2点です。
- ドメインの取得費用、更新費用が無料になる
- ドメインパワーをそのまま引き継ぐことができる
サブディレクトリへのWordPressの設定方法は、以下の通りです。
サーバーパネルから【WordPress簡単インストール】を選択します。
「サブディレクトリの元となるルートドメイン」を選択しましょう。
WordPressのインストールは、以下のように設定します。
- サイトURL:サブディレクトリ名を入力
- ブログ名:ブログ名を入力
- ユーザー名:WordPressのログインID
- パスワード:WordPressのパスワード
- キャッシュ自動削除:ON
- データベース:自動でデータベースを生成する
- テーマ:Cocoonがおすすめ
管理画面URLから、WordPressの管理画面にログインします。
一般設定を選択します。
一般設定は、以下のように設定します。
- WordPressアドレス(URL):httpからhttpsに変更
- サイトアドレス(URL):httpからhttpsに変更
ファイルマネージャにログインします。
- 【Home/ルードドメインのフォルダ/public_html/サブディレクトリのフォルダ】にアクセス
- 【.htaccessファイル】を選択
- 【編集】をクリック
【.htaccessファイル】の最上段に、以下のコードを貼り付けます。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
アドレスバーにhttpから始まるURLを入力し、httpsから始まるURLに遷移することを確認しましょう。
これでサブディレクトリへのWordPressの設定は完了です。
初期ドメインにWordPressを設定する
サーバーIDが「phoenix」の場合、初期ドメインは「pheonix.xsrv.jp」となります。
初期ドメインにWordPressを設定するメリットは、以下の2点です。
- ドメイン費用が無料になる
- ドメインパワーが強い
ドメインの種類 | パワーランク | ドメイン価値 |
---|---|---|
エックスサーバーの初期ドメイン | 36.1 | 23,374円 |
新規の独自ドメイン | 0 | 0円 |
WordPressの設定方法は、以下の記事で解説しています。
まとめ
今回はマルチドメイン機能で、2つ目のWordPressを設定する方法を解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
- エックスサーバーに独自ドメインを追加する
- 独自ドメインのネームサーバーをエックスサーバーに変更する
- エックスサーバーに独自ドメインを設定する
- 独自ドメインにWordPressをインストールする
- WordPressにSSL化を設定する
今回の内容は以上です。
コメント
コメント一覧 (2件)
マルチドメインで、1つのサーバー契約で複数の独自ドメインを運用する方法、画像たっぷりで分かりやすかったです。
yoshiさん
いつもありがとうございます!
画像褒めてくれるのが何気に一番嬉しいです。