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WP Multibyte Patchとは?不要ではない理由をさくっと解説

WP Multibyte Patchとは?不要ではない理由をさくっと解説
フェニック

WP Multibyte Patchは必要なの?どんな機能があるの?

今回はこのような疑問にお答えします。

WP Multibyte Patchはブログ運営において必須のプラグインです。

WP Multibyte Patchを導入しないと、不具合が生じるからです。

  • 読者さんが、ブログ内で記事を検索してもヒットしない
  • WordPressからメール送信時に文字化けが発生、、、など

そこで今回はWP Multibyte Patchが不要ではない理由をさくっと解説します。

せっかく導入するプラグインなので機能を覚えておきましょう。

追記です。

WordPressを立ち上げたばかりの人にはWordPressの初期設定の記事もおすすめです。

この記事の著者

Shota @Shota_Lab_1

歴3年の副業ブロガー。月間32,000PVのブログフェニックスを運営。
ブログ月収10万円を11ヶ月連続継続中

目次

WP Multibyte Patchとは?

wp-multibyte-patch

WP Multibyte Patchは、WordPressを日本語対応させるプラグインです。

wordpress

WordPressは、英語などの半角文字の使用を想定して作られました。

WordPressはアメリカで作られたソフトウェアだからです。

そのためWordPressで全角文字(日本語)を使用すると、不具合が生じます。

WP Multibyte Patchは全角文字を半角文字に強制置換することで、不具合を解消します。

WP Multibyte Patchが不要ではない理由

中休み

さっそくWP Multibyte Patchの機能を解説します。

WP Multibyte Patchの機能は5点あります。

WP Multibyte Patchの機能重要度
①ブログ内検索で全角スペースの利用を可能にする
②自動返信メールの文字化け防止
③画像ファイル名をサニタイズ
④投稿画面で記事の文字数を正確にカウント
⑤トラックバック、ピンバック時の文字化けを防止

①WP Multibyte Patchがブログ内検索時に全角スペースの利用を可能にする

ブログ内検索での全角スペースの入力した画像
ブログ内検索での全角スペースの入力

WP Multibyte Patchを有効化しないと、読者さんがブログ内検索で記事を探す時に不具合が生じます。

検索窓に「全角スペース」を入力すると、読みたい記事がヒットしません。

WordPressは「全角スペース」を認識できないためです。

WP Multibyte Patchを無効時に全角スペースを使った画像
WP Multibyte Patchを無効時
WP Multibyte Patch有効時に全角スペースを使った画像
WP Multibyte Patch有効時
  • WP Multibyte Patchを無効時に、検索窓に「在宅+全角スペース+高収入」と入力しても記事は表示されません
  • WP Multibyte Patchを有効時に、検索窓に「在宅+全角スペース+高収入」と入力すると記事が9件ヒットします

WP Multibyte Patchは、ブログ内検索で全角スペースの利用を可能にしてくれます。

フェニック

読者さんがブログ内で記事を探すときに必要なんだね!

②WP Multibyte Patchが自動返信メールの文字化け防止

Contact Form by WPForms

WordPressでブログ運営する際は、プラグインを使いお問い合わせフォームを作ります。

読者への自動返信メール(スマホ画面)
読者への自動返信メール(スマホ画面)

読者さんからお問い合わせフォームに連絡があった場合、WordPressから読者さんへ自動返信メールが送られます。

WP Multibyte Patchを使用していない場合、自動返信メールが文字化けします。

メール送信

送信メールのエンコーディングを JIS (ISO-2022-JP) 、UTF-8、自動判別の3つのモードから選ぶことができます。WordPress 本体の実装とは異なり、UTF-8 モードではボディ部も base64 エンコード (7bit) します。本機能はデフォルトではオフになっておりますので、ご利用の際は wpmp-config.php を編集して有効化してください。

引用:WP Multibyte Patch – EastCoder
フェニック

文字化けしたメールを送るのは、読者さんに失礼だよね。

WP Multibyte Patchを導入し、読者さんに文字化けしていない自動返信メールを送りましょう。

なお、お問い合わせフォームの作成方法は以下の記事で解説しています。

お問い合わせフォームの作成

③WP Multibyte Patchが画像ファイル名をサニタイズ

サニタイズ前の画像ファイル名
サニタイズ前の画像ファイル名
サニタイズ後の画像ファイル名
サニタイズ後の画像ファイル名

サニタイズとは日本語(全角文字)の画像ファイル名を半角文字に変換することです。

項目画像ファイル名
サニタイズ前
⇒WP Multibyte Patch無効時
ブログのビジョン.jpg
サニタイズ後
⇒WP Multibyte Patch有効時
3eb7116da128c947636d9b7f3ee7a748.jpg

画像をサニタイズせずに、WordPressにアップロードすると不具合が生じることがあります。

  • ブログに添付した画像が表示されない
  • サーバー移転時に画像をアップロードできない、ダウンロードできない

WordPressが全角文字(日本語)のファイル名に対応していないからです。

画像関係のトラブルを未然に防ぐために、WP Multibyte Patchで画像ファイル名をサニタイズしておきましょう。

④WP Multibyte Patchが記事の文字数を正確にカウント

WP Multibyte Patch有効化時の文字数の画像

WordPressの投稿画面では、記事の文字数を計算する機能がサポートされています。

Shota

WordPressテーマによっては表示されない場合があります。

WP Multibyte Patchを有効化しないと、記事の文字数を正確にカウントできません。

WordPressは全角文字(日本語)を正確に認識できないためです。

WP Multibyte Patch無効時の文字数を表示した画像
WP Multibyte Patch無効時の文字数
WP Multibyte Patch有効化時の文字数の画像
WP Multibyte Patch有効化時の文字数
  • WP Multibyte Patch無効時は、記事の文字数が1495文字と誤ってカウントされます。
  • WP Multibyte Patchを有効化すると、記事の文字数が1499文字と正確にカウントされます。

WP Multibyte Patchを導入することで、記事の文字数を正確にカウントすることができます。

⑤WP Multibyte Patchがトラックバック、ピンバック時の文字化けを防止

トラックバック・ピンバックの解説画像
トラックバック・ピンバックの解説画像

「トラックバック・ピンバック」とは他のサイトの記事を引用をする際、引用元の運営者に通知する機能です。

コメント欄に貼られた自分の記事への外部リンクの画像
コメント欄に貼られた自分の記事への外部リンク

引用元の運営者が「トラックバック・ピンバック」を承認すると、コメント欄に自分の記事が外部リンクとして掲載されます。

「トラックバック・ピンバック」を行う目的は、相互リンクによるSEOの強化です。

WP Multibyte Patchを有効化しないと「トラックバック・ピンバック」の通知が文字化けします。

トラックバック受信

日本語を含む多くのエンコーディングのデータが破壊される問題を修正します。

ピンバック受信

マルチバイト文字で書かれたページからのピンバック処理機能一式 (エンコーディング検出、変換、トリム) を実装します。

引用:WP Multibyte Patch – EastCoder

「トラックバック・ピンバック」を使う機会は減りましたが、念のためWP Multibyte Patchを有効化しておきましょう。

なお「トラックバック・ピンバック」については、以下の記事で解説しています。

WP Multibyte Patchの設定方法

wp-multibyte-patch

WP Multibyte Patchは有効化するだけで設定は完了します。

WP Multibyte Patchのインストール方法を解説します。

WP Multibyte PatchはWordPressの初期プラグインでしたが、2018年12月登場のバージョン5.0以降から除外されました。

WordPress 5.0 以降、ダウンロード版日本語版パッケージに WP Multibyte Patch プラグインは含まれなくなります。

引用:WordPress.org-公式カンファレンス
2022年WordPress初期プラグイン機能
Akismet Anti-Spamスパムコメント対策
SiteGuard WP PluginWordPressの総合セキュリティ
Hello Dolly「Hello Dolly」の主題歌が管理画面の表示

WP Multibyte Patchのインストール方法

WordPressのダッシュボードから【プラグイン】⇒【新規追加】

WordPressのダッシュボードから【プラグイン】⇒【新規追加】をクリックします。

プラグイン検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力

プラグイン検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力します。

【インストールする】⇒【有効化】をクリックしてください。

これでWP Multibyte Patchの設定は完了です。

締めに入る前にお知らせです。

SWELLユーザーの方にはSWELLプラグインの記事もおすすめです。

※参考:WP Multibyte Patchの設定変更について

中休み

WP Multibyte Patchは設定変更が可能です。

ただしFTPサーバーを触る必要があり重要度も低いため、設定変更の必要はありません。

WP Multibyte Patchの設定変更でできることを、さくっと解説します。

記事要約文の文字数を変更した画像
記事要約文の文字数を変更
下書き抜粋文の文字数を変更した画像
下書き抜粋文の文字数を変更
WP Multibyte Patchの設定変更でできること重要度
①全角文字の外国語メール(中国語など)の文字化け防止
②記事要約文の文字数を変更
③下書き抜粋文の文字数を変更

WP Multibyte Patchの設定を変更したい方は、以下の記事を参考にしてください。

WP Multibyte Patchを設定した後は

ブログ収益化ツールを導入しましょう。

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WP Multibyte Patchのまとめ

今回は「WP Multibyte Patch」が不要ではない理由と設定方法について解説しました。

WP Multibyte Patchが必要な理由は5つです。

  1. ブログ内検索で全角スペースの利用を可能にする
  2. 自動返信メールの文字化け防止する
  3. 画像ファイル名をサニタイズする
  4. 記事の文字数を正確にカウントする
  5. トラックバック、ピンバック時の文字化けを防止する

WP Multibyte Patchの必要性がわかったところで、さっそく導入しましょう。

今回の内容は以上です。

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