中古ドメインでブログ運営したいけど、どうやって選べばいいのかな?
今回はこのようなお悩みにお答えします。
中古ドメインは、以下項目を基準に選定すれば失敗することはありません。
- ドメイン運用者が変更されていない
- スパムスコアが0
- 日本またはアメリカで運用されていた
- 被リンクがドメイントップに集中している
中古ドメインを使って、ブログで稼ぎたい方はぜひ参考にしてください。
追記です。
ブログツールの中でも特におすすめ!と感じたものは「ブログアフィリエイトツールおすすめ21選」で紹介しています。
中古ドメインのメリットと効果
この項目では、中古ドメインを利用してブログ運営するメリットを解説します。
メリットは以下の2点です。
Googleへのインデックス速度が速い
Googleのクローラーは、外部リンクを辿ってブログに訪れます。
外部リンクが多い中古ドメインのブログには、クローラーが頻繁に訪れます。
そのため、Googleへのインデックス速度が速くなります。
検索結果で上位表示されやすい
Googleの検索結果に被リンクが重要であることを、Googleが公式に発言しています。
質問者(英SEOジャーナリストのアモン・ジョーンズ):
色々なポイントが検索ランキングに影響するのはわかったけど、最も大切なのはどの要素ですか?それが分かれば、私達も、より品質の高いサイトを作れるようになりますよね。
リパセフ氏:
ええ。それは、コンテンツと、あなたのサイトについたリンクです。重要さはどちらも同じ程度で、両方そろっているかが大切です。
引用:「Google Q&A @March 2016」YouTube動画の30分20秒あたり
このことから被リンクが多い中古ドメインは、検索結果で上位表示されやすいと言えます。
ブログフェニックスの事例
当サイト(ブログフェニックス)は、中古ドメインでブログを運用しています。
私は「ConoHa WING 評判」の対策キーワードで書いた記事を、2022年11月8日に公開しました。
この記事は、2022年11月10日に「ConoHa WING 評判」のキーワードで30位にランクインしています。
新規ドメインの場合、公開2日後に100位以内にランクインすることはありえません。
「ConoHa WING 評判」は、競合性が高いキーワードだからです。
当サイトの事例からも、中古ドメインは検索結果で上位表示されやすいと言えます。
中古ドメインの使い方
中古ドメインの料金が高いからです。
安い中古ドメインでも、1個6,000円以上します。
サテライトサイトで利用する場合、中古ドメインを複数用意する必要があるため多額の費用がかかります。
中古ドメインは良質なものを選定し、メインサイトで利用しましょう。
サテライトサイトとは
サテライトサイトとは、被リンク対策やアクセス数増加を目的に、メインサイトと別に立ち上げるサイトのことです。
中古ドメインはサテライトサイトとして、利用されることもあります。
ただし初めて中古ドメインを購入する人には、サテライトサイトのために中古ドメインを購入する資金はありません。
中古ドメインは、メインサイトとして利用しましょう。
中古ドメインの選び方
中古ドメインの選び方には、2つ方法があります。
おすすめは中古ドメイン専門店からの選定です。
中古ドメイン専門店から選定する
中古ドメイン専門店はさまざまなツールを活用し、品質に問題がないものだけを販売しているからです。
アクセス中古ドメインの場合、以下のツールを利用し中古ドメインの品質チェックをしています。
中古ドメインは、専門店から選定することをおすすめします。
自分で中古ドメインを選定する
私は自分で33個の中古ドメインを選定しましたが、当たり中古ドメインは以下の2つだけでした。
- haberayyildiz.com
- tooandalee.com
ドメイン名 | 検索順位(美容に関する記事) | 検索順位(副業に関する記事) |
---|---|---|
janscooker.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
isitaconspiracy.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
hyundaiotosaigon.net | 100位圏外 | 100位圏外 |
188qing.net | 100位圏外 | 100位圏外 |
iammyinspiration.com | 100位以内 | 100位圏外 |
JustThe80.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
freeslotsru.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
tkdive.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
TheologyOfMinistry.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
FitnessPenguin.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
jccenergyservices.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
chikerecar.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
nietobooks.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
haberayyildiz.com | 100位以内 | 100位以内 |
HamsterTails.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
igre-zagreb2014.com | 100位以内 | 100位圏外 |
alisverislog.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
construramamanzana.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
aryankisoftwares.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
KitCarsonFootball.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
ScreenCamera.net | 100位圏外 | 100位圏外 |
namiesonline.net | 100位圏外 | 100位圏外 |
owlslist.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
tooandalee.com | 100位以内 | 100位以内 |
nextmedia3-0.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
lipstickandmuffingirl.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
lifestylegranola.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
hdvision-mag.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
grandnostalgic.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
callofdutygame.net | 100位圏外 | 100位圏外 |
apexbetting.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
antiagingoutcomeinfo.com | 100位圏外 | 100位圏外 |
当たりの中古ドメインを取得できた確率は、6%しかありません。
中古ドメインを自分で選定するのは、避けた方が無難です。
(参考)自分で中古ドメインを選定する方法
自分で中古ドメインを探したい人向けに解説します。
Expired Domainsで中古ドメインを探します。
Expired Domainsで取得した中古ドメインに、WordPressをインストールします。
次にツールで記事を書かせて、検索順位を測定します。
自分で中古ドメインを選定したい方は、チャレンジしてみてください。
アクセス中古ドメインでの中古ドメインの見分け方
この項目では、アクセス中古ドメインでの「当たり中古ドメイン」の見分け方を解説します。
以下の基準をもとに、中古ドメインを選定しましょう。
ドメイン運営者が変更されていない中古ドメイン
ドメイン運用者が変更された中古ドメインは、以下のリスクがあります。
- Googleからの手動ペナルティ
- 301リダイレクトにより、別のドメインにドメインパワーが移行
運営者変更後に、中古ドメインが「アフィリエイトサイト」や「スパムサイト」に利用された可能性があるからです。
中古ドメインは、ドメイン運用者が変更されていないものを選定しましょう。
運用者履歴はWayback Machineで確認する
Wayback Machineにドメイン名を入力すると、中古ドメインの運用者履歴が確認できます。
運用履歴を調べたい年代をクリックします。
次に青丸で囲まれた日付をクリックしましょう。
過去のドメイン運営者のサイトが、スナップ写真で確認できます。
当サイトの中古ドメインは電子部品メーカーが運営していました。
MOZのスパムスコアが0の中古ドメイン
MOZのスパムスコアとは、スパムサイトから張られた被リンクの質と数を評価したものです。
スパムスコアが高いほど、Googleからペナルティを受ける可能性が高くなります。
ペナルティを避けるためにも、中古ドメインはスパムスコアが0のものを選択しましょう。
日本またはアメリカで運用された中古ドメイン
逆に中国、ロシア、イスラム圏で運用された中古ドメインは避けた方が無難です。
詳細は割愛します。
被リンクがドメイントップに集中している中古ドメイン
被リンクが記事ページに多く張られていると、以下の問題が発生します。
- 被リンクが張られたURLで、記事を書く必要がある
- サイト全体の評価が上がりにくい
ドメイントップに被リンクが集中していると、上記の問題は発生しません。
目安として、被リンクがドメイントップに70%以上張られているものを選定しましょう。
アクセス中古ドメインで中古ドメインを購入する方法
この項目では、アクセス中古ドメインで中古ドメインを購入する方法を解説します。
まずはアクセス中古ドメインに移動しましょう。
アクセス中古ドメインに会員登録する
サイト右上に【新規登録】をクリックします。
【AJID 新規登録】と表示されたら、以下の項目を入力します。
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
AJIDとは、アクセス中古ドメインのアカウントのことです。
納品先レジストラへのアカウント情報の登録
アクセス中古ドメインで購入した中古ドメインは「Pure Domain」または「VALUE-DOMAIN」に納品されます。
そのため、納品先レジストラへのアカウント登録が必要です。
【Pure Domainアカウント情報登録する】にチェックを入れます。
画面が開くので、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
アカウント作成 | 【新規作成する】にチェックを入れる |
メールアドレス | 通知を受けとるためのメールアドレスを入力 |
パスワード | 4文字以上で設定 |
設定が終わったら【入力内容を確認する】をクリックしましょう。
登録したメールアドレスにPure Domainからメールが届きます。
【ユーザー登録URL】をクリックしてください。
これでPure Domainへのアカウント登録は完了です。
購入する中古ドメインの価格帯を設定する
中古ドメインを購入する場合、予算を設定していると思います。
アクセス中古ドメインの【かんたん検索】から、予算に見合った価格帯をクリックしましょう。
画面が切り替わり、設定した価格帯の中古ドメインが一覧で表示されます。
中古ドメインのスペックを確認する
中古ドメインをクリックすると、ドメインのスペックを確認できます。
確認すべき中古ドメインのスペックは、以下の5つです。
- 価格
- 被リンクのドメイントップへの割合
- MOZのスパムスコア
- Googleサーチコンソールでの手動ペナルティ
- Wayback Machineでのドメイン運用者履歴
中古ドメインを選定できたら、カートに入れて【購入手続き】をクリックします。
中古ドメインを購入する
購入する中古ドメインを確認し【次へ】をクリックします。
支払い方法を選択します。
支払いと同時に中古ドメインを利用できるからです。
「WHOIS情報変更のお願い」と表示されるので【同意する】にチェックを入れましょう。
登録内容を確認し【注文完了】をクリックします。
【Thank you!】と表示されたら購入は完了です。
登録したメールアドレスにアクセス中古ドメインから、以下のメールが届くのでチェックします。
メールアドレス | support@access-old.com |
件名 | ドメインの納品手続きが完了いたしました |
メールアドレスにPure DomainへのログインURLが記載されています。
クリックしてログインしてください。
中古ドメイン購入後の設定方法
この項目では、購入した中古ドメインをWordPressで利用するための設定を解説します。
whois情報の登録
そのためにPure Domainへ個人情報を登録します。
Pure Domainへのユーザー情報登録
以下の項目を入力しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
メールアドレス | Web上に公開するメールアドレスを入力 ⇒この後、個人情報はPure Domainに代理公開してもらいます |
パスワード | アクセス中古ドメインで設定したパスワードを入力 |
パスワード(再入力) | アクセス中古ドメインで設定したパスワードを入力 |
ユーザー名 | 何でもOK |
これでユーザー情報の登録は完了です。
whois基本情報の登録
以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法(例) |
---|---|
姓 | 山田 |
名 | 太郎 |
種別 | 個人 |
国 | 日本 |
郵便番号 | 9872354 |
都道府県 | 東京都 |
市区 | 八生市 |
町村 | 暁町1丁目1-1 |
Last name | Yamada |
First name | Taro |
City | Hachioji City |
Street | 1-1-1 Akatsukicho |
入力が完了したら【完了】をクリックしましょう。
これでwhois情報の登録は完了です。
whois情報の変更
購入した中古ドメインの運営者情報を、前運営者から自分の情報に書き換えます。
購入した中古ドメインのリンクをクリックします。
前運営者のwhois情報が表示されたら【whois情報編集】をクリックします。
画面上部に表示された【whois基本情報から一括貼り付け】をクリックしましょう。
これでwhois情報が自分の情報に切り替わりました。
whois情報が切り替わったら「上記の内容で実行します」にチェックを入れて【実行】をクリックしましょう。
ドメイン登録者名義変更の承認
Pure Domainでのwhois情報の切り替え作業が終わると、登録したメールアドレスに以下のメールが届きます。
メールアドレス | transfer@cm-tech.co |
件名 | [Pure Domain]登録者名義変更 承認依頼 |
メールアドレスに記載されたURLをクリックしましょう。
これでwhois情報の変更は完了です。
whois情報代行の設定
- 氏名
- メールアドレス
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
whois情報公開代行を設定することで、公開する個人情報をPure Domainの情報に書き換えることができます。
Pure Domain管理画面の保有ドメイン一覧から【whois公開代行設定】をクリックすれば、設定が完了します。
Googleサーチコンソールでの手動ペナルティの確認
中古ドメインを購入したら、Googleサーチコンソールで手動ペナルティを確認します。
手動ペナルティを受けていた場合、5日以内にアクセス中古ドメインに連絡すれば全額返金されます。
もし、購入した中古ドメインに手動ペナルティを受けていた場合、中古ドメインが納品された日から5日以内であれば返品・全額返金の対応を致します。
引用:アクセス中古ドメイン-中古ドメイン購入後~サイト公開まで7つのステップまとめ
中古ドメインを入手したら、すぐに手動ペナルティをチェックしましょう。
なおGoogleサーチコンソールの登録方法は、以下の記事で解説しています。
手動ペナルティの確認方法
サーチコンソールのサイドバーに表示された【手動による対策】をクリックします。
「問題は検出されませんでした」と表示されたら手動ペナルティは受けていません。
ネームサーバーの変更
購入した中古ドメインのネームサーバーを、自分が利用しているレンタルサーバーに切り替えます。
Pure Domainの管理画面から【ネームサーバー設定】をクリックします。
エックスサーバーのネームサーバー
エックスサーバーの場合は、以下のように設定します。
NS1 | ns1.xserver.jp |
NS2 | ns2.xserver.jp |
NS3 | ns3.xserver.jp |
NS4 | ns4.xserver.jp |
NS5 | ns5.xserver.jp |
ロリポップのネームサーバー
ロリポップの場合は、以下のように設定します。
NS1 | uns01.lolipop.jp |
NS2 | uns02.lolipop.jp |
ConoHa WINGのネームサーバー
ConoHa WINGの場合は、以下のように設定します。
NS1 | ns-a1.conoha.io |
NS2 | ns-a2.conoha.io |
NS3 | ns-a3.conoha.io |
コアサーバーのネームサーバー
コアサーバーの場合は、以下のように設定します。
NS1 | ns1.value-domain.com |
NS2 | ns2.value-domain.com |
NS3 | ns3.value-domain.com |
NS4 | ns4.value-domain.com |
NS5 | ns5.value-domain.com |
中古ドメインへのWordPressのインストール
最後に購入した中古ドメインにWordPressをインストールします。
WordPressのインストール方法は、以下の記事で解説しています。
お疲れ様でした。中古ドメイン購入後の作業は以上です。
中古ドメインに関する質問集
- 中古ドメインの購入は違法ですか?
中古ドメインの購入は違法ではありません。
ドメインをICANNから借りているだけだからです。
ICANNとは、インターネット資源(ドメインを含む)の管理全般に責任を持つ団体のことです。
ICANNから、ドメインを借りているだけなので中古ドメインの購入は違法ではありません。
- 中古ドメインの選定の際に、過去の運用ジャンルと今後取り組むジャンルは合わせた方がよいですか?
ジャンルを合わせる必要はありません。
当サイトの中古ドメインは過去の運用ジャンルと全く違いますが、SEOで良い効果を発揮しています。
中古ドメインが過去に運用していたジャンル 電子部品の製造 現在ブログで取り組んでいるジャンル WordPressの運用方法 中古ドメインのジャンルは気にしなくてもOKです。
- 中古ドメインの値段はいくらが適切ですか?
運用目的によって異なります。
メインサイトで利用する場合は3万円以上の中古ドメインが効果を発揮します。サテライトサイトで利用する場合は1万円前後で十分です。
中古ドメインのまとめ
今回は中古ドメインについて解説しました。
さくっと内容を振り返ります。
中古ドメインを使って、SEOで有利に戦いましょう。
今回の内容は以上です。
コメント
コメント一覧 (2件)
「中古ドメインの選び方と見分け方」良く分かりました。勉強になりました。ありがとうございます。
yoshiさん
いつもありがとうございます。
中古ドメイン、いいですよ!