バリュードメインのドメインをエックスサーバーで使いたいな。
今回はこのような疑問にお答えします。
バリュードメインのドメインを、エックスサーバーで使用するのは簡単です。
必要な作業は以下の3つです。
- 「バリュードメインのドメイン」と「エックスサーバー」を紐づける
- ドメインにWordPressをインストールする
- WordPressにSSL化を設定する
この記事では、上記の3つ作業について解説します。
画像たっぷり使い解説するので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
まだサーバー未契約の方にはエックスサーバーの評判とメリット・デメリットの記事もおすすめです。
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バリュードメインのドメインとエックスサーバーを紐づける
「バリュードメインのドメイン」と「エックスサーバー」の紐づけには、以下の作業が必要です。
バリュードメインのネームサーバーを変更する
バリュードメインのログイン画面にアクセスします。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、管理画面にログインしましょう。
【ドメイン】⇒【ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)】をクリックします。
エックスサーバーで使用するドメインを確認します。
【ネームサーバー】をクリックしましょう。
ネームサーバー変更
ネームサーバーの変更は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
設定が終わったら【保存する】をクリックします。
「正常に変更しました。」と表示されたら、バリュードメインでの設定は完了です。
更新期限が切れているドメインはネームサーバーを変更できない
バリュードメインで【延長・更新】と【移動】の項目が、灰色のドメインはネームサーバーを変更できません。
ドメインの更新期限が切れているからです。
更新料を支払ってから、ネームサーバーを変更しましょう。
エックスサーバーでドメインを設定する
ドメイン設定とは、ドメインとレンタルサーバーのIPアドレスを紐づけることです。
ドメイン設定することで、サーバー内にフォルダが作成され以下のことが可能になります。
- WordPressのインストール
- Webサイトのアップロード
- メールアカウントの作成
エックスサーバーでWordPressを運用するには、ドメイン設定が必要です。
ドメイン設定については、以下の記事でも解説しています。
ドメイン設定
まずは、エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
ログイン方法は、以下の記事で解説しています。
ログインしたら【ドメイン設定】をクリックします。
【ドメイン設定追加】では、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
ドメイン名 | バリュードメインのドメイン名を入力 |
無料独自SSLを利用する(推奨) | チェックを入れる |
高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセスレータ」を有効にする(推奨) | チェックを入れる |
設定が完了したら【確認画面へ進む】をクリックしましょう。
「以下のドメイン設定を追加しますか?」と表示されたら【追加する】をクリックしましょう。
「ドメイン設定の追加を完了しました。設定内容は以下の通りです。」と表示されたら、作業完了です。
ネームサーバーとは?
ネームサーバー(DNSサーバー)とは、ドメイン名をIPアドレスに変換するサーバーです。
読者がプラウザでWordPressを表示させる時、以下のプロセスをたどります。
今回の作業では「ネームサーバーから発行されるIPアドレス」を、エックスサーバーへ変更しています。
ドメイン設定後の表示について
エックスサーバーでのドメイン設定後に、以下の文言が表示されることがあります。
- 反映待ち
- NS相違
- 無料独自SSLの設定に失敗しました
- 未取得
- Aレコード相違
内容と対処方法は、以下の記事で解説しています。
バリュードメインのドメインにWordPressを設定する方法
この項目では、バリュードメインのドメインにWordPressを設定する方法を解説します。
ドメインにWordPressをインストールする
エックスサーバーの簡単インストール機能で、WordPressをインストールします。
設定方法は、以下の記事で解説しています。
WordPressにSSL化を設定する
SSL化の種類 | 設定状況 |
---|---|
ドメインへのSSL化 | 完了 |
WordPressへのSSL化 | 未完了 |
ドメインへの常時SSL化 | 未完了 |
設定が完了していない「WordPressへのSSL化」と「ドメインへの常時SSL化」を完了させましょう。
WordPressへのSSL化
WordPressインストール後に【インストール済みWordPress一覧】を選択します。
管理画面URLをクリックしましょう。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力して、WordPressにログインします。
WordPressにログインしたら【設定】⇒【一般】をクリックします。
一般設定では、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法 |
---|---|
WordPressアドレス(URL) | httpをhttpsに変更 |
サイトアドレス(URL) | httpをhttpsに変更 |
設定か完了したら【変更を保存】をクリックします。
これでWordPressへのSSL化は完了です。
ドメインへの常時SSL化
以下の方法で、全てのURLをSSL化します。
- SSL化されていないURLにアクセスがあった場合、SSL化されたURLに遷移させる
- プラグインで、画像と内部リンクのURLをhttps化する
設定方法は、以下の記事で解説しています。
バリュードメインからエックスサーバーにドメインを移管する
ドメインの種類 | バリュードメインの更新料金 | Xserverドメインの更新料金 |
---|---|---|
.com | 1,845円 | 1,428円 |
.net | 1,989円 | 1,670円 |
.org | 1,989円 | 1,670円 |
.mobi | 2,662円 | 2,396円 |
.info | 1,989円 | 1,791円 |
.jp | 3,818円 | 3,102円 |
エックスサーバーでWordPressを運営する場合、ドメインはXserverドメインに移管しましょう。
移管するメリットは、以下の2点です。
- Xserverドメインの方が、ドメインの更新料金が安い
- ドメインとWordPressを同じ会社で管理できる
この項目では「バリュードメインのドメイン」をXserverドメインに移管する方法を解説します。
なおXserverドメインの評判は、以下の記事をご覧ください。
Xserverドメインへの移管料金を確認する
Xserverドメインへのドメイン移管料金は、以下になります。
ドメインの種類 | 移管料金 |
---|---|
.com | 1,428円 |
.net | 1,670円 |
(ローマ字).jp | 3,102円 |
(日本語).jp | 1,298円 |
.blog | 3,364円 |
.xyz | 1,791円 |
.co.jp | 4,136円 |
.info | 1,791円 |
.site | 4,268円 |
.org | 1,670円 |
.monster | 2,154円 |
.space | 3,485円 |
.website | 3,606円 |
.life | 4,816円 |
.world | 4,816円 |
.works | 4,816円 |
.news | 3,606円 |
.mobi | 2,396円 |
.ink | 3,606円 |
.wiki | 3,606円 |
.design | 6,481円 |
.press | 7,785円 |
.host | 10,670円 |
.group | 2,275円 |
.earth | 2,520円 |
.me | 3,001円 |
.style | 4,816円 |
.company | 2,275円 |
(日本語).都道府県.jp | 1,298円 |
.link | 1,791円 |
.moe | 2,040円 |
.asia | 2,396円 |
.rent | 7,785円 |
.baby | 10,745円 |
.in | 2,838円 |
(ローマ字).都道府県.jp | 3,102円 |
.osaka | 4,100円 |
.ac.jp | 4,136円 |
.ed.jp | 4,136円 |
.or.jp | 4,136円 |
.cc | 4,158円 |
.rest | 4,816円 |
.clinic | 7,236円 |
.salon | 7,236円 |
.bar | 8,446円 |
.gr.jp | 7,678円 |
.ne.jp | 7,678円 |
ドメイン移管前の有効期限 | ドメイン移管後の有効期限 |
---|---|
2023年6月18日 | 2024年6月18日 |
「ドメイン移管料金を支払う=ドメイン更新料金を支払う」ということです。
決して損ではないので、ご安心ください。
ドメイン移管費用1円キャンペーン
Xserverドメインでは、不定期で「ドメイン移管費用1円キャンペーン」を実施しています。
以下の記事で、随時情報を更新しています。
バリュードメインからAuthCodeを取得する
Xserverドメインに、ドメイン移管を申請する際に必要となります。
バリュードメインでは、 WHOIS情報の代理公開を解除することで取得できます。
WHOIS情報代理公開の解除
バリュードメインの管理画面にアクセスし【ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)】をクリックします。
Xserverドメインに移管するドメインを表示させます。
【WHOIS】をクリックしましょう。
画面を下にスクロールし【事前登録されているユーザー情報へ統一】の項目に表示された【ここをクリック】をクリックしましょう。
【登録者メールアドレス】を選択し【変更】をクリックします。
「正常に変更申請しました。」と表示されたら、WHOIS情報代理公開の解除は成功です。
【前の画面に戻る】をクリックします。
AuthCodeの取得
【WHOIS代行の状態】が「WHOIS代行は無効です」に変更されています。
画面を下にスクロールすると【認証鍵(Authorization info)】の項目が表示されます。
【パスワードを表示する】にチェックを入れると、AuthCodeを取得できます。
Xserverドメインにドメイン移管を申請する
Xserverドメインにアクセスし【ログイン】をクリックします。
>>Xserverドメインへ移動する【サービス管理】⇒【Xserver Domain】をクリックしましょう。
【ドメイン移管】をクリックします。
【移管申請(登録事業者の変更)】の項目に、移管するドメイン名を入力します。
入力が完了したら【ドメインを検索する】をクリックします。
「Xserverドメイン移管お申し込み」は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
ドメイン | エックスサーバーに移管するドメインにチェックを入れる |
認証コード(auth code) | バリュードメインで取得したAuthCodeを入力 |
「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する | チェックを入れる |
設定が完了したら【お申込み内容の確認とお支払いへ進む】をクリックします。
ドメイン移管料金の支払い
ドメイン移管料金の支払い方法は、以下から選択できます。
- クレジットカード
- 翌月後払い(コンビニ/銀行)
- コンビニエンスストア
- 銀行振込
- ペイジー
今回はクレジットカードでの支払い方法を解説します。
クレジットカード情報の入力は、以下のように設定します。
項目 | 設定方法 |
---|---|
登録中のクレジットガード | エックスサーバーに登録したクレジットカードを選択 |
セキュリティコード | クレジットカードの裏面に表記された3桁の数字を入力 |
設定が完了したら【確認画面へ進む】をクリックしましょう。
【決済画面へ進む】をクリックします。
クレジットカード番号を確認し【支払いをする】をクリックします。
「ドメイン料金のお支払いが完了しました。」と表示されたら、作業完了です。
【移管申請状況確認】をクリックしましょう。
ドメイン移管の進捗状況を確認できます。
Xserverドメインからのドメイン移管申請を承認する
ドメイン移管を申請すると、Xserverドメインから移管申請に関するメールが届きます。
発信者 | support@xserver.ne.jp |
件名 | 【重要】~ のトランスファー申請に関するご案内 |
メールに添付されているURLをクリックしましょう。
ドメイン移管の承認画面が表示されます。
【移管を承認する[APPROVE](確定)】をクリックしましょう。
「トランスファー申請の承認を完了しました。」と表示されたら、ドメイン移管申請の承認は完了です。
バリュードメインからのドメイン移管申請を承認する
発信者 | gmo-trans@value-domain.com |
件名 | 【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 |
メールに添付されたURLをクリックしましょう。
「他社へのドメイン移管 承認フォーム-承認」の画面が表示されます。
【承認する】をクリックしましょう。
【決定】をクリックします。
「他社へのドメイン移管申請の承認が完了しました。」と表示されたら、作業完了です。
バリュードメインからのドメイン移管承認メールを確認する
バリュードメインへのドメイン移管申請承認後、バリュードメインから再度メールが届きます。
発信者 | gmo-trans@value-domain.com |
件名 | トランスファー申請承認のご連絡 |
このメールを受け取った時点で、バリュードメインでの作業は完了です。
Xserverドメインからのドメイン移管完了メールを確認する
最後にXserverドメインから、以下のメールが届きます。
発信者 | support@xserver.ne.jp |
件名 | 【Xserverドメイン】ドメイン移管完了のお知らせ |
このメールを受け取って、Xserverドメインへのドメイン移管は完了です。
バリュードメインのサブドメインとエックスサーバーを紐づける
この項目では「バリュードメインのサブドメイン」と「エックスサーバー(Xserver)」の紐づけ方法を解説します。
- 独自ドメイン(ルートドメイン):phenix-1020.click
- サブドメイン:sub.phenix-1020.click
必要な設定は以下の3つです。
- エックスサーバーのIPアドレスの確認
- バリュードメインでのサブドメイン作成
- エックスサーバーでのサブドメイン設定
エックスサーバーのIPアドレスを確認する
サブドメインとの紐づけには、エックスサーバーのIPアドレスが必要です。
まずはIPアドレスを確認しましょう。
Xserverアカウントから【サーバー情報】をクリックします。
画面を下にスクロールすると、エックスサーバーのIPアドレスが表示されるのでメモしておきましょう。
バリュードメインでサブドメインを作成する
バリュードメインでは、サブドメインの作成と同時にエックスサーバーとの紐づけを行います。
バリュードメインにログインし【ドメイン】⇒【ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)】をクリックします。
「サブドメインの元となるルートドメイン」を選択しましょう。
続いて【DNS/URL】をクリックします。
バリュードメインの入力方法に従い、DNSを設定します。
ドメインのDNS設定
【ドメインのDNS設定】は、以下のように設定します。
入力方法 | 具体例 |
---|---|
a 「サブドメインの名称」 「エックスサーバーのIPアドレス」 | a sub 165.165.165.34 |
TTL(キャッシュする時間)は3,600秒に設定します。
設定が完了したら【保存】をクリックしましょう。
「正常に変更されました。」と表示されたら、設定は完了です。
エックスサーバーでサブドメインを設定する
サブドメインにWordPressを開設するには、以下の設定が必要です、
- 独自ドメイン(ルートドメイン)設定
- サブドメイン設定
- サブドメインへのWordPressのインストール
- WordPressへのSSL化
設定方法は、以下の記事で解説しています。
バリュードメインとエックスサーバーのまとめ
今回は「バリュードメインのドメイン」をエックスサーバーに紐づけ方法と、移管方法を解説しました。
さくっと内容をまとめます。
- バリュードメインのネームサーバーを変更
- エックスサーバーでドメインを設定
- ドメインにWordPressをインストール
- WordPressにSSL化を設定
- エックスサーバーのIPアドレスの確認
- バリュードメインでのサブドメイン作成
- エックスサーバーでのサブドメイン設定
- バリュードメインからAuthCodeを取得
- Xserverドメインにドメイン移管を申請
- ドメイン移管申請を承認(Xserverドメイン、バリュードメイン)
- バリュードメインからのドメイン移管承認メールを確認
- Xserverドメインからのドメイン移管完了メールを確認
またドメインもエックスサーバーで一括管理できます。
ドメイン移管にも、ぜひチャレンジしてみてください。
\ ドメイン更新料格安! /
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