お問い合わせフォームから読者さんへ確認メールが届かないよ!WP Mail SMTPの使い方を教えて!
今回はこのようなお悩みにお答えします。
お問い合わせフォームに読者さんから連絡が来ても、WP Mail SMTPを導入しないと確認メールを届けることはできません。
確認メールがスパム判定され、迷惑メールに振り分けられてしまうからです。
そこで今回はWP Mail SMTP by WPFormsを使い、読者さんへ確認メールを届ける方法を解説します。
15分ほどで設定が終わるので、ぜひ参考にしてください。
追記です。
WordPressを立ち上げたばかりの人にはWordPressの初期設定の記事もおすすめです。
\ ページ内リンク /
お問い合わせフォームからの確認メールが届かない理由
WordPressを運営していると、お問い合わせフォームに読者さんから連絡が届きます。
この際、契約しているレンタルサーバーから読者さんへ確認メールが送信されます。
しかし確認メールはスパム判定されるため、迷惑メールに振り分けられてしまいます。
- メールのヘッダーに記載された送信元:WordPressに登録したメールアドレス
- 実際のメールの送信元:レンタルサーバー
受信側のメールサーバーは、送信元が異なるメールをスパムメールと判定します。
WP Mail SMTP by WPFormsを導入することでスパム判定を回避
WP Mail SMTP by WPFormsを導入することで、スパム判定を回避できます。
受信側のメールサーバーは、SMTPサーバーからの送信メールをスパム判定しません。
SMTPサーバーは、メール送信に特化した信頼性の高いサーバーだからです。
WP Mail SMTP by WPFormsを導入することで、確認メールのスパム判定を回避することができます。
SMTPサーバーとは
SMTPサーバーとは、送信したメールを相手のPOPサーバーへ配信するサーバーです。
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバとは、メールの送信元と宛先の間で、メールを送受信または中継することを主な目的としたアプリケーションです。
引用:SendGrip-SMTPサーバとは
お問い合わせフォームから確認メールは、以下の経路で読者さんへ届きます。
- レンタルサーバー
- SMTPサーバー
- POPサーバー
- 読者さんのメールボックス
SMTPサーバーを経由すれば、メールはスパム判定されにくいと覚えておきましょう
WP Mail SMTP by WPFormsのインストール方法
WordPressの管理画面から【プラグイン】⇒【新規追加】をクリックします。
画面が切り替わったら、検索窓に「WP Mail SMTP by WPForms」と入力します。
鳩のマークが記載されたプラグインをインストールし、有効化しましょう。
有効化すると【WP Mail SMTPセットアップウィザードへようこそ!】と表示されます。
【ダッシュモードに戻る】をクリックして、管理画面に戻りましょう。
WP Mail SMTP by WPFormsの設定方法
WP Mail SMTP by WPFormsと「SendinblueのSMTPサーバー」を連携させて、確認メールを送信する方法を解説します。
Sendinblueは、WordPress公式が推奨するメールサービスです。
SENDINBLUE SMTP
Sendinblue は、おすすめトランザクション型の電子メールサービスの1つです。
この事業者は80,000以上の世界中の成長企業を支え、1日に30,000,000件以上を送信しています。
在籍する電子メール配送エキスパートは日夜 SMTP インフラの速度と安定性を最適化するために働いています。Sendinblue は 1日に300の無料メール枠を提供しています。
引用:WordPress公式サイト
SendinblueのSMTPサーバーを利用するメリットは、以下になります。
- 独自ドメインのメールアドレスに対応(XServer、ロリポップなど)
- Gmailなど全てのメールサービスに対応
- 無料で利用できる
- 複数のサイトで利用できる
WP Mail SMTP by WPFormを利用する場合は、Sendinblueと連携させましょう。
WP Mail SMTP by WPFormに基本情報を入力する
WordPressの管理画面から【WP Mail SMTP】⇒【設定】をクリックします。
基本情報の入力画面が表示されるので、以下のように設定しましょう。
項目 | 設定方法と解説 |
---|---|
メール元送信アドレス | 「WordPressに登録しているメールアドレス」を入力 |
このメールを強制使用 | チェックを入れる ⇒他のプラグインの設定を無視できる |
フォーム名 | 「ブログ名」「サイト名」を入力 |
この名前を強制使用 | チェックを外す |
メーラー | Sendinblueを選択 |
設定が終わったら、【設定を保存】をクリックします。
【Get Sendinblue Now(Free)】をクリックすれば、Sendinblueのトップページへ移動できます。
WordPressに登録したメールアドレスの記載場所
WordPressの管理画面から【設定】⇒【一般】をクリックします。
【管理者メールアドレス】の項目に、登録したメールアドレスが記載されています。
Sendinblueと無料契約する
Sendinblueのサイト画面に移動したら、画面右上の【Sign up free】をクリックします。
つまり実質、無料で利用できます。
300通を超えても自動課金はされないのでご安心ください。
【Sign up free】をクリックしたら、Googleアカウントでサインアップしましょう。
個人情報の登録
サインアップできたら、氏名と携帯番号を登録します。
- First NameとLast Nameはデフォルトで入力されています
- Phone Numberには携帯番号を入力します
入力が終わったら【send code】をクリックしましょう。
携帯電話のショートメールに「activation code」が送付されます。
Phone Number入力欄右に「activation code」の入力欄があるので、携帯電話に送付されたコードを入力します。
【Verified】⇒【Next】をクリックしましょう。
会社(自宅)住所の登録
【Add your company adress】の項目が表示されたら【Click Here】をクリックします。
会社住所の登録ページが表示されます。
記入方法は、以下の内容を参考にしてください。
項目 | 記入例 |
---|---|
Company Name | 自分の名前 |
Street | ~丁目以降の住所(1-5-30など) |
Zipcode | 郵便番号 |
Country | Japan |
City | ~市以降の住所(金沢市城北町など) |
Website | 「ブログ」「サイト」のURL |
記入が済んだら【Next】をクリックし、次の画面に進みます。
会社情報の登録
【Almost there! Tell us about your business】では会社情報を入力します。
項目は選択式でなので、以下を参考に選択してください。
項目 | 選択内容 |
---|---|
Team Size(会社規模) | 0-1 |
How many contacts do you have?(リスト取得数) | 1-300 |
Business activity(事業領域) | Media/Blog |
Business Sector(専門領域) | Business and Finance(ビジネスと金融) |
Do you sell online?(事業規約への同意) | Yes |
Yes, I want to receive important product updates and new feature releases.(広告の受け取り) | チェックを入れない |
会社経営していない方は適当に入力しましょう。
選択が終了したら【Finish】をクリックし、最後のページに進めます。
料金プランの選択ページが表示されます。
これでSendinblueとの無料契約が提携されました。お疲れ様でした。
SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsを連携させる
Sendinblueのマイページから【アカウント】⇒【SMTP&API】をクリックします。
【SMTP&API】が表示されたら【here】をクリックします。
入力が終わったら【GENERATE】をクリックします。
【Your API Key】が表示されるのでコピーしましょう。
WP Mail SMTP by WPFormsにAPIキーを貼り付けるまで画面は閉じないでください!
WP Mail SMTP by WPFormsの管理画面に戻り、【APIキー】の項目にコピーしたAPIキーを貼り付けます。
【設定を保存】をクリックすれば、SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsの連携は完了です。
WP Mail SMTP by WPFormsを使いテストメールを送信する
WP Mail SMTP by WPFormsの管理画面上部の【メールテスト】をクリックします。
テストメールの送信ページが表示されたら【送信先】に、現在利用しているメールアドレスを入力します。
Yahooメールやgmailのアドレスを入力すると、送信メールがスパム判定されるか判断しやすくなります。
Yahooメールやgmailは、スパムメール対策に注力してるからね。
テストメールが送信が完了したら【成功しました!】と表示されます。
メールの受信ボックスから、テストメールが届いているか確認しましょう。
受信ボックスにテストメールが届いていたら、WP Mail SMTP by WPFormsの設定は成功です。
Gmailでテストメールの内容を確認する
gmailで受信したテストメールを開封します。
テストメールを開封できたら【送信元】をクリックします。
送信元(From)に「sendinblue.com経由」と記載があれば、SendinblueのSMTPサーバーを経由してテストメールが送信されたことになります。
Yahooメールでテストメールの内容を確認する
Yahooメールで受信したテストメールを開封します。
テストメールが開封できたら【このメールの認証情報】をクリックします。
「PASS(ドメイン:sendinblue.com)」と記載があれば、SendinblueのSMTPサーバーを経由してテストメールが送信されたことになります。
WP Mail SMTP by WPFormsを複数のサイトで使う方法
この項目では、WP Mail SMTP by WPFormsを複数のサイトで使う方法を解説します。
WP Mail SMTP by WPFormsのインストールまで済ませましょう。
Sendinblueに登録したメールアドレスを確認する
翻訳
送信元メールアドレスは、サイトのすべての電子メールの送信元となる電子メールアドレスです。この電子メールアドレスには、Sendinblue で承認したものと同じドメインが含まれている必要があります。
たとえば、example.comを承認した場合、送信元メールアドレスには example.com が含まれている必要があります (例: pattie@example.com )。
引用:WP Mail SMTP Documentation
まずはSendinblueにログインして、登録したメールアドレスを確認します。
WordPressの管理画面から【WP Mail SMTP】⇒【設定】をクリックします。
Sendinblueのリンクボタンをクリックして、マイページにログインしましょう。
マイページから【アカウント】⇒【SMTP&API】をクリックします。
【Your SMTP Setting】のLoginに記載されているメールアドレスが、Sendinblueに登録したメールアドレスです。
コピーして保管しましょう。
WP Mail SMTP by WPFormの送信元メールアドレスを設定する
WP Mail SMTP by WPFormの管理画面に戻ります。
【送信元メールアドレス】に、Sendinblueに登録したメールアドレスを貼り付けます。
これで【送信元メールアドレス】の設定は完了です。
お問い合わせフォームからの確認メールは、Sendinblueに登録したメールアドレスから送信されます。
その他の項目の設定方法は「WP Mail SMTP by WPFormに基本情報を入力する」で解説しています。
SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsを連携させる
WP Mail SMTP by WPFormの管理画面から【v3のAPIキーを取得】をクリックします。
Sendinblueのマイページに移動したら【API Keys】⇒【Generate a new API key】をクリックしましょう。
【Name your API Key】に本名をローマ字で入力し【Generate】をクリックしましょう。
APIキーが表示されるので、コピーします。
APIキーを貼り付けるまで画面を閉じないでください。
WP Mail SMTP by WPFormの管理画面に戻り【APIキー】の項目に、コピーしたAPIキーを貼り付けましょう。
【設定を保存】をクリックすれば連携は完了です。
あとは「WP Mail SMTP by WPFormsを使いテストメールを送信する」に従い、テストメールで設定内容を確認してください。
締めに入る前にお知らせです。
SWELLユーザーの方にはSWELLプラグインの記事もおすすめです。
WP Mail SMTP by WPFormsを導入した後は
ブログツールを導入すると、より確実に稼げます。
以下の記事では、開設14ヶ月で「月間28,000PV、月間収益5万円」を実現させた神ツールを紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
>>ブログアフィリエイト収益化を加速させるおすすめツール20選
WP Mail SMTP by WPFormsのまとめ
今回はWP Mail SMTP by WPFormsを使い、確認メールをSMTPサーバーから送信する方法を解説しました。
さくっと内容をまとめます。
- WP Mail SMTP by WPFormsの導入で、確認メールがスパム判定されるのを回避できる
- SendinblueのSMTPサーバーを利用する
- WP Mail SMTP by WPFormsは複数のサイトで利用できる
お問い合わせフォームが設置したらWP Mail SMTP by WPFormsを活用しましょう。
お問い合わせフォームを設置できていない方は、以下の記事を参考にしてください。
今回の内容は以上です。
コメント
コメント一覧 (2件)
SendinblueはBrevoという名前に変わったらしいです
ありがとうございます。
確認させて頂きます。