

・お問い合わせフォームから読者さんにメールが届かないぞ!
・WP Mail SMTP by WPFormsの使い方が知りたいよ。
今回はこのようなお悩みにお答えします。
お問い合わせフォームに連絡が来ても、WP Mail SMTPを導入していないと読者さんに正確に確認メールを届けることはできません。
そこで今回はWP Mail SMTP by WPFormsの使い方・設定方法をわかりやすく解説します。
15分ほどで設定が終わるのでぜひ参考にしてください。
追記です。
WordPressを立ち上げたばかりの人には「WordPressの初期設定」の記事もおすすめです。
WordPressから確認メールが届かない理由


ブログを運営していると、お問い合わせフォームに読者さんから連絡がくるケースがたびたびあります。
この場合、WordPressから受付を完了した旨の確認メールが読者さんに送られます。


しかし確認メールはスパム判定を受け、読者さんに届かないことがあります。


WordPressから送られるメールはレンタルサーバーから送信されます。
レンタルサーバーはメールの配信をメイン扱っていないため、確認メールを適切に処理できずスパム判定されてしまうのです。
確認メールを読者さんに確実に届けるために有効なプラグインが、WP Mail SMTP by WPFormsです。
WP Mail SMTP by WPFormsを利用し、SMTPサーバーから確認メールを送信する
WP Mail SMTP by WPFormsを利用すれば、外部のSMTPサーバーから確認メールを送信できるようになります。


そのためSMTPサーバーから送信されるメールはスパム扱いされにくい特徴があります。
今回はSendinblueのSMTPサーバーを使い、確認メールを送信する方法を解説します。
SENDINBLUE SMTP
Sendinblue は、おすすめトランザクション型の電子メールサービスの1つです。
この事業者は80,000以上の世界中の成長企業を支え、1日に30,000,000件以上を送信しています。
在籍する電子メール配送エキスパートは日夜 SMTP インフラの速度と安定性を最適化するために働いています。Sendinblue は 1日に300の無料メール枠を提供しています。
引用:WordPress公式サイト



SendinblueのSMTPサーバーは実質無料で使えるので安心だね。



ではこれからWP Mail SMTP by WPFormsの使い方を解説していきます。
WP Mail SMTP by WPFormsのインストール方法


ダッシュボードから【プラグイン】をクリックします。
画面が切り替わったら、上部の【新規追加】をクリックします。


プラグイン検索画面が表示されたら、検索窓に「WP Mail SMTP by WPForms」と入力します。
上図のような鳩のマークが記載されたプラグインが表示されたら、インストールし有効化しましょう。
WP Mail SMTP by WPFormsの使い方と設定方法


WP Mail SMTP by WPFormsの設定は4つのSTEPで完了します。
WP Mail SMTP by WPFormsからSendinblueのサイトを表示させる
Sendinblueと無料契約する
SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsを連携させる
WP Mail SMTP by WPFormsを使いテストメールを送信する



以下の画像解説の真似すれば、15分で設定が完了しますよ!事前にGoogleアカウントを取得しておいてくださいね。
1)WP Mail SMTP by WPFormsからSendinblueのサイトを表示させる


ダッシュボードからプラグイン画面を表示させます。
次に、WP Mail SMTP by WPFormsの【設定】をクリックしましょう。




メール設定画面が表示されるので、以下のように入力しましょう。
項目 | 入力内容と選択項目 |
---|---|
メール元送信アドレス | WordPressに登録しているメールアドレス |
このメールを強制使用 | チェックを入れる |
フォーム名 | ブログやサイト名 |
この名前を強制使用 | チェックを外す |
メーラー | Sendinblueを選択 |


WordPressに登録しているメールアドレスは、ダッシュボードから【設定】⇒【一般】に管理者メールアドレスとして記載されています。


設定が終わったら、【設定を保存】をクリックします。
【Get Sendinblue Now(Free)】をクリックすれば、Sendinblueのサイト画面が表示されます。
2)Sendinblueと無料契約する


Sendinblueのサイト画面が表示されたら、画面右上の【Sign up free】をクリックし無料契約画面に進みます。





個人ブログなら、お問い合わせフォームから月に300通以上確認メールを送ることはありません。もちろん300通を超えても自動課金はされません。


【Sign up free】をクリックしたら、Googleアカウントでサインアップしましょう。


サインアップできたら、氏名と携帯番号を登録します。
- First NameとLast Nameはデフォルトで入力されているので、触らなくてOKです
- Phone Numberには携帯番号を入力します
入力が終わったら【send code】をクリックしましょう。
携帯電話のショートメールにactivation codeが送付されます。




Phone Number入力欄右に、activation code入力欄があるので携帯電話に送付されたコードを入力します。
【Verified】をクリックしたら、【Next】もクリックして次の画面に進みましょう。


Add your company adressと記載されたページが表示されたら【Click Here】をクリックします。


会社住所を登録するページが表示されますが、個人ブロガーの方は法人を有していないと思います。
このページでは自宅の住所を登録しましょう。
記入内容は以下を参考にしてください。
項目 | 記入例 |
---|---|
Company Name | 自分の名前 |
Street | ~丁目以降の住所(1-5-30など) |
Zipcode | 郵便番号 |
Country | Japan |
City | ~市以降の住所(金沢市城北町など) |
Website | ブログやサイトのURL |
記入が済んだら【Next】をクリックし、次の画面に進みます。


Almost there! Tell us about your businessと記載されたページでは会社情報を入力します。
項目は選択式でなので、以下を参考に選択してください。
項目 | 選択内容 |
---|---|
Team Size(会社規模) | 0-1 |
How many contacts do you have?(リスト取得数) | 1-300 |
Business activity(事業領域) | Media/Blog |
Business Sector(専門領域) | Business and Finance(ビジネスと金融) |
Do you sell online?(事業規約への同意) | Yes |
Yes, I want to receive important product updates and new feature releases.(広告の受け取り) | チェックを入れない |



実際に会社経営していない方は適当に入力してOKです。
選択が終了したら【Finish】をクリックし、最後のページに進めます。


最後に料金プランの選択ページが表示されます。
Continue with a Free plan(無料プラン)を選択しましょう。



これでSendinblueとの無料契約が提携されました。お疲れ様でした♪
3)SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsを連携させる


Sendinblueのマイページに戻り画面右上の【アカウント】をクリックし、次に【SMTP&API】を選択しましょう。


SMTP&APIのページが表示されたら、【here】をクリックします。


Add a New API keyと表示されたページのName Your API Keyの入力項目に、あなたの名前をローマ字で入力してください。
入力が終わったら【GENERATE】をクリックします。



Name Your API Keyの入力項目には何を入力してもOKです。ただし入力内容はメモしておきましょう。


あなた専用のAPIキーが表示されるのでコピーしましょう。
WP Mail SMTP by WPFormsにAPIキーを貼り付けるまで画面は閉じないでください!


ダッシュボードからWP Mail SMTP by WPFormsの設定ページに戻ったら、【APIキー】の項目に先ほどコピーしたAPIキーを貼り付けます。


【設定を保存】をクリックすれば、SendinblueとWP Mail SMTP by WPFormsとの連携は完了です。
4)WP Mail SMTP by WPFormsを使いテストメールを送信する


ダッシュボードからWP Mail SMTP by WPFormsの設定ページに戻り、上部の【メールテスト】をクリックします。
テストメールの送信ページが表示されたら【送信先】にあなたが使用しているメールサービスのアドレスを入力します。



送信先にYahooメールやgmailのアドレスを入力すると、送信メールがスパム判定されているか判断しやすくなります。



Yahooメールやgmailは日々、スパムメール対策に注力してるからね。


テストメールが送信出来たら、上図の画面が表示されます。
メールの受信ボックスから、テストメールが届いているか確認しましょう。


受信ボックスに上図のテストメールが届いていたら、WP Mail SMTP by WPFormsの設定は成功です。



テストメールが迷惑メールに振り分けられていないことを祈るのみだ。
GmailからWP Mail SMTP by WPFormsの設定が成功しているか確認する


gmailで受信したテストメールを開封します。
テストメールが開封できたら、上部の【送信元】をクリックします。


送信元(From)にsendinblue.com経由と記載があれば、SendinblueのSMTPサーバーからテストメールが配信されたことになります。


YahooメールからWP Mail SMTP by WPFormsの設定が成功しているか確認する


Yahooメールで受信したテストメールを開封します。
テストメールが開封できたら【このメールの認証情報】をクリックします。



これで全てが終わりですね。お疲れさまでした!
まとめ


今回解説した方法でWP Mail SMTPの設定を行えば、お問い合わせフォームに連絡が来ても確実に確認メールを読者さんに届けることができます。


設定は15分ほどで終わるので、お問い合わせフォームが設置したらWP Mail SMTP by WPFormsを活用しましょう。
まだお問い合わせフォームを設置できていない方は、Contact Form by WPFormsの使い方とreCAPTCHAの設定を参考にしてください。
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